「ファティらに圧倒された」インパクトを欠いた三笘薫を現地メディアが辛辣評価。チャンスでの選択も問題視

2023年11月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファーガソンにパスを出すべきだった」

アヤックス戦にフル出場した三笘。EL2連勝に貢献したが…。(C)Getty Images

 現地時間11月9日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)第4節で、三笘薫を擁するブライトンは、アヤックスと敵地で対戦。アンス・ファティとシモン・アディングラがそれぞれ1ゴール・1アシストの活躍を見せ、2-0で快勝を収めた。

 三笘薫は定位置の左サイドに入り、公式戦9試合連続で先発。ゴール前でのパスカットからチャンスを作れば、自身もジョアン・ペドロのスルーパスで裏に抜け出し、得点の絶好機を迎えたが、モノにはできなかった。

 フル出場でEL2連勝に貢献したものの、いつもに比べれば、だいぶインパクトを欠いただけに、現地メディア『Sussex World』は日本代表MFを厳しく評価。見せ場を作ったチームメイトとの差を指摘した。
【動画】キレキレのフェイント→オウンゴールを誘発して感情を爆発させる三笘
「アンス・ファティ、ジョアン・ペドロ、シモン・アディングラに圧倒された。後半のチャンスシーンは、エバン・ファーガソンにパスを出すべきだった」

 このアヤックス戦では、37歳のジェームズ・ミルナー、キャプテンのルイス・ダンク、筋肉系の怪我から復帰したばかりのペルビス・エストゥピニャンが負傷交代。怪我人が続出しているブライトンにさらなる悲劇が襲った。

 苦しい台所事情となるなか、絶対的な主軸としてフル稼働を続ける三笘に懸かる期待は大きい。代表ウィーク前最後の一戦となる、シェフィールド・ユナイテッド戦(プレミアリーグ第12節)では、出場が叶わない仲間の分まで活躍したいところだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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