「意識して盛り上げようという感覚はない」“ムードメーカー”千葉和彦の意外なスタンス【新潟】

2023年11月07日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

千葉が挙げるムードメーカーは?

新潟のエピソードを色々と語ってくれた千葉。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

 アルビレックス新潟のムードメーカーと言えば、千葉和彦だろう。実際、ホームゲームで勝利したあとは自らプロデュースするチームパフォーマンス(千葉劇場)で観衆を盛り上げるなど、雰囲気作りを大切にしている。

 ただ、本人には「意識して盛り上げようという感覚はない」。

「自分が楽しく、チームの歯車が噛み合うように。まあ、チームの力を引き出せるような雰囲気作りを心掛けているだけです」

 そんな千葉がムードメーカーとして挙げたのがGKの阿部航斗。その理由は以下のとおりだ。

「自分が難しい状況でもチームファースト。そこはすごくリスペクトしています」
 
 今や恒例となった「千葉劇場」の演出を考えるのも、千葉か阿部だという。

「阿部選手もそうだと思いますが、自分が楽しいのが一番。自ら楽しんで、それが伝染する形でみんなに喜んでもらえるのが理想です。無理矢理笑わせようとか、盛り上げようとかというよりも、まずは自分が楽しまないといけません。これはサッカーに限らず、どの局面においても、自分が楽しめないと周りも楽しくないと思います」

 自ら楽しむ。千葉らしいモットーである。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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