「日本、中国、スペインでは許されない」アーセナル指揮官、審判への怒りが大爆発!「恥ずかしい。世界最高のリーグには程遠い」

2023年11月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「単純な話だ。ゴールではない」

審判の能力を槍玉に挙げたアルテタ監督。(C)Getty Images

 現地時間11月4日に開催されたプレミアリーグ第11節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、ニューカッスルと敵地で対戦。0-1で敗れ、ついにリーグ戦初黒星を喫した。この一戦で、議論を呼んでいるのが64分の失点シーンだ。

 ゴールラインぎりぎりでボールを拾ったジョー・ウィロックのクロスに対し、GKダビド・ラジャが必死に手を伸ばすが、届かず。ファーに流れたところで、DFガブリエウ・マガリャンイスとジョエリントンが競った後、アンソニー・ゴードンに押し込まれた。

 ただ、ウィロックのプレーがラインを割っていなかったか、ガブリエウに対するジョエリントンのファウルはなかったか、ゴードンの位置がオフサイドではなかったか、同時に3つの事象がVARのチェック対象に。長い時間をかけて検証が行なわれたうえで、スコアボードに1が刻まれた。
【動画】異例のトリプルチェック!事象が複雑に入り組んだゴールシーン
 それでもミケル・アルテタ監督は、ノーゴールを確信しているようで、審判団を痛烈に非難。英紙『Evening Standard』によれば、試合後の会見でこうぶちまけた。

「結果について話す必要があるのは、一体全体どうしたらゴールが成立するのか話す必要があるからだ。信じられない。クラブを擁護し、助けを求めなければならない。多くの理由から、これはゴールではない。あまりに大きな問題がある。我々はこのレベルで戦うために多くの努力をしてきた。私たちが目にしたものは、全くもって恥ずべきものだ」

 スペイン人指揮官はさらに、「恥ずかしく思う。私はこの国に20年以上いるが、世界最高のリーグと言われるレベルには到底及ばない」と糾弾。母国や日本と比較し、審判の能力を槍玉に挙げた。

「単純な話だ。ゴールではない。日本、中国、スペインのフットボール界では許されない出来事だが、(ここでは)そういうことが起こるんだ」

 怒りはどうにも収まりそうにない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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