セルティック、1月の放出候補8人にリストアップされた日本人は?「ひどく好まれていない」

2023年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「守備に難があるチームを強化できれば...」

地元メディアが放出候補として挙げた小林(右端)。(C)Getty Images

 ブレンダン・ロジャーズ監督が率いるセルティックは今季、32人の選手がトップチームに在籍している。国内だけでなくチャンピオンズリーグにも出場しているとはいえ、一般的には人数過多と言えるだろう。指揮官も理想の人数を上回っていることは認めている。

 当然、1月の移籍市場では、補強とともに現有戦力の放出も見込まれる。地元紙『Daily Record』は11月1日、冬のマーケットで放出候補となるセルティックの8選手をリストアップした。小林友希も選ばれている。

 同紙が選出したのは、小林のほかにデイビッド・ターンブル、ジェームズ・マッカーシー、ベンジャミン・ジークリスト、アレクサンドロ・ベルナベイ、マルコ・ティリオ、マイキー・ジョンストン、クウォン・ヒョクギュの8選手だ。

 昨季途中に加わった小林は、公式戦7試合に出場。だが、ロジャースが就任した今季は、一度も試合に出ていない。試合のスカッドに選ばれたのも1試合にとどまっている。

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 Daily Record紙は「ヴィッセル神戸から加入したときは大きなインパクトを期待されていた。だが、少なくともこれまではそうなっていない」と報じた。

「ロジャーズ体制では起用されておらず、メンバー入りも1回のみ。ひどく好まれていないということだ。だが、本人はスコットランドのサッカーに適応したことを証明しようと意気込んでいるだろう」

 そこで、同紙は「ほかの守備に難があるチームを強化できれば、大きな効果となるはずだ」と、小林にとって理想の移籍先は同じスコットランドのハイバーニアンとの見解を示ししている。

「ハイバーニアンのニック・モンゴメリー監督はリーグワーストの守備の穴埋めを目ざしている。オーストラリアで指揮を執っていただけに、アジア市場が何をもたらせるかもよく知っているはずだ」

 出場機会を得られていない小林は、この冬どのような選択をするのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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