11月から始まるワールドカップ・アジア２次予選の登録枠は23人。これまでの26人枠から３人減となるが、９月、10月の代表戦を受けて主軸になりうるメンバーは以下の16人だろう。

GK：大迫
DF：菅原、板倉、冨安、谷口、中山、伊藤洋
MF：遠藤、守田、伊東、久保、三笘、中村
FW：浅野、上田、古橋

　このうち負傷中の板倉と中村は招集は見送られそうだが、残り９枠の人選でポイントになりそうなのがポリバレント性か。複数のポジションをこなせるかは選考において無視できない要素だ。

　例えばボランチの伊藤敦が23人枠に食い込むには「センターバックもできますよとアピールする。元々はセンターバックだったので、そういう能力を示す」必要があると、熟練記者の河治良幸は言う。
 

　主力中の主力はスペシャリストでいいが、いわゆる第２集団は利便性でチーム力を底上げする役割も求められるだろう。

　トップ下、サイドハーフ、ボランチもこなす旗手は負傷中で11月の招集は厳しいが、コンディションが万全なら是非とも入れておきたいカードだ。

　ポリバレント性で考えるなら、主戦場はCBながらも左サイドバックも担える町田は有力候補と言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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