「問題児」と思われがちだが実は面倒見の良い兄貴的存在
授賞式でプレゼンターのドログバ（右）から「ヤシン・トロフィー」を手渡されたE・マルティネス。(C)Getty Images
2023年の年間最優秀GKに贈られる「ヤシン・トロフィー」を受賞したアルゼンチン代表のエミリアーノ・マルティネスが、キリアン・エムバペを称賛した。
10月30日に行なわれたバロンドール授賞式に出席したE・マルティネスだったが、レッドカーペットでブーイングを浴びるなど、受賞に対して一部のファンからは批判的な声が上がっていた。
その理由のひとつが、昨年のカタール・ワールドカップ（Ｗ杯）優勝後のパフォーマンスだろう。その表彰式で授与されたトロフィーを股間にあてる下品なパフォーマンスを披露。さらに歓喜に沸くロッカールームで、「１分間の黙とう…死亡したエムバペのために」と発した動画や優勝パレードの際にエムバペのお面を被せた人形を手にするシーンが出回り、リスペクトに欠けるとバッシングを受けた。
そんなE・マルティネスがエムバペに対して、「キリアンは見習うべき模範だ」と語り、こう続けた。
【動画】「１分間の黙とう」「シー」「死亡したエムバペのために」…大はしゃぎのアルゼンチン守護神が怪物を揶揄
10月30日に行なわれたバロンドール授賞式に出席したE・マルティネスだったが、レッドカーペットでブーイングを浴びるなど、受賞に対して一部のファンからは批判的な声が上がっていた。
その理由のひとつが、昨年のカタール・ワールドカップ（Ｗ杯）優勝後のパフォーマンスだろう。その表彰式で授与されたトロフィーを股間にあてる下品なパフォーマンスを披露。さらに歓喜に沸くロッカールームで、「１分間の黙とう…死亡したエムバペのために」と発した動画や優勝パレードの際にエムバペのお面を被せた人形を手にするシーンが出回り、リスペクトに欠けるとバッシングを受けた。
そんなE・マルティネスがエムバペに対して、「キリアンは見習うべき模範だ」と語り、こう続けた。
【動画】「１分間の黙とう」「シー」「死亡したエムバペのために」…大はしゃぎのアルゼンチン守護神が怪物を揶揄
「彼は驚異的だ。ワールドカップで優勝（18年ロシア大会）、次の大会でも決勝まで勝ち進み、そのファイナルでハットトリックを達成する。すべてのフランス人は彼のような選手がいることを誇りに思うべきだ」
さらに「エムバペは最高のアタッカーだと思いますか」と問われると、こう絶賛した。
「それは間違いない。レオ（メッシ）とクリスティアーノ・ロナウドが引退すれば、キリアンも彼らと同じく多くのバロンドールを獲得することになるだろう」
「問題児」と思われがちなE・マルティネスだが、アルゼンチン代表や所属するアストン・ビラのチームメイトからの評価はまったくの別物で、面倒見の良い兄貴的存在として知られている。
エムバペに関するE・マルティネスの行為は決して褒められるものではないが、彼の素顔が垣間見えたコメントだった。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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