「ありえない」3部相手に衝撃敗戦のバイエルン。重鎮ミュラーがチームメイトに苦言「3~4人しか…」

2023年11月02日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ミュラーのゴールで先制も、終了間際に逆転弾を浴びる

試合後にサポーターと言葉を交わすミュラー。(C)Getty Images

 現地時間11月1日にDFBポカールの2回戦が行なわれ、ドイツの絶対王者バイエルンがアウェーで3部のザールブリュッケンと対戦した。

 17分にトーマス・ミュラーのゴールで先制したバイエルンだったが、前半終了間際の44分に一瞬の隙を突かれて同点に追いつかれる。

 後半に入って圧倒的に攻め込みながらも追加点を奪えないでいると、後半アディショナルタイム6分に右サイドからクロスを許し、最後はマルセロ・ガウスに左足で決められて試合終了。ブンデスリーガ11連覇中のバイエルンが、3部相手に"下克上"を許したのだ。
 

 衝撃の敗戦を喫したバイエルンのなかで、この日チーム唯一のゴールを決めたミュラーは、試合後にピッチ脇にいたサポーターの元へ挨拶に行き、コミュニケーションを交わしていた。この重鎮FWは、チームメイトの振る舞いに対して苦言を呈しているようだ。試合後のコメントをスペイン紙『マルカ』が伝えている。

【動画】バイエルンが3部相手に「衝撃の敗戦」

「サポーターの批判は理解できる。それだけ不甲斐ない試合をしたんだ。僕が言いたいのは、試合内容や結果についてではない。まったくありえないのは、3~4人の選手しかサポーターをリスペクトしていないことだ。彼らはアウェーにもかかわらず、時間をかけてこのスタジアムまで来てサポートしてくれた。最も重要なのは、どうやってサポーターに恩返しするかだ。もちろん試合に負けるときもある。だけどそういうときこそ振る舞いが大事なんだ」

 記事では、試合後にサポーターの近くに駆け寄ったのはミュラーに加えてヨズア・キミッヒ、レロイ・ザネ、マティス・テルの4人だけと伝えている。敗戦後の振る舞いこそ重要だと訴えるミュラーの言葉は、チームメイトに届くだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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