【J1順位予想|解説者編③】「G大阪」のACL圏内を4人が予想。清水秀氏は「浦和」の戴冠を推す

2016年02月26日 サッカーダイジェスト編集部

「上積みをできたのは、浦和とG大阪」(清水秀氏)

ACL初戦の勝利で勢いに乗る浦和を、清水秀氏は優勝候補の筆頭に挙げた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 いよいよ2月27日にJリーグのレギュラーシーズンが幕を開ける。果たして、今季の優勝候補や降格候補はどこなのか。解説者・識者が、今季のJ1年間順位を大胆に予想する。

――◆――◆――◆――

●清水秀彦(元横浜M監督ほか)
「弱点を補うプラスαの効果は、浦和のほうが上か」
 監督の交代が相次いだが、「戦力的な変化はあまりないのでは?」というクラブが目立つ。その中で目に見える戦力的な上積みをできたのは、浦和とG大阪。遠藤という守備のユーティリティを獲得できたのは大きく、弱点を補うプラスαの効果は、浦和のほうが上か。また「頑張れる」湘南や鳥栖は上位進出も十分あり得る。下位に予想したクラブに共通するのが、助っ人が機能するかどうか。新潟のR・シルバは間違いなくキーマンになる。
 
◆順位予想
1位       浦和
2位       G大阪
3位       鹿島
―↑ACL圏内―
4位       広島
5位       FC東京
6位       川崎
7位       鳥栖
8位       湘南
9位       神戸
10位      横浜
11位      柏
12位      大宮
13位      磐田
14位      名古屋
15位      仙台
―↓J2降格圏―
16位      新潟
17位      福岡
18位      甲府


●早野宏史(元横浜監督ほか)
「心配なのは名古屋。不確定要素が多すぎる」
 G大阪は継続性に加え、補強の充実が光るだけに期待値は高い。広島はドウグラスの抜けた穴が大きく、そのダメージを埋め切れるか。心配なのが名古屋。小倉氏が監督とGMを兼務するが、ともに初経験とあって不確定要素が多過ぎる。歯車がひとつ狂えば降格の可能性もある。良くも悪くも注目の的だろう。

◆順位予想
1位       G大阪
2位       広島
3位       浦和
―↑ACL圏内―
4位       鹿島
5位       鳥栖
6位       FC東京
7位       川崎
8位       柏
9位       湘南
10位      横浜
11位      仙台
12位      神戸
13位      磐田
14位      大宮
15位      甲府
―↓J2降格圏― 
16位      名古屋
17位      新潟
18位      福岡

次ページ「名波監督率いる磐田は、”名門復活”となるか」(秋田氏)

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事