【J1展望】1stステージ・1節|磐田-名古屋 |サイドの攻防を制したチームがゲームを制す

2016年02月26日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――チーム状態は上々。個の名古屋に“組織”で対抗できるか。 

故障者/磐田=なし 名古屋=田鍋、青木、大武、小屋松、グスタボ
出場停止/磐田=なし 名古屋=なし

J1リーグ・1stステージ1節
ジュビロ磐田 – 名古屋グランパス
2月27日(土)/14:00/ヤマハスタジアム
 
ジュビロ磐田
2015年リーグ(J2):2位 勝点82 24勝10分8敗 72得点・43失点
 
【最新チーム事情】
●20日に行なわれた甲府とのトレーニングマッチ(45本×4本)に3-2で勝利。
●別メニュー調整だったFWジェイが全体練習に合流。怪我人ゼロで開幕を迎える。
●ホーム・ヤマハスタジアムで迎える開幕戦はチケット完売!
●24日、名波監督らコーチングスタッフや社長、強化部スタッフが、浜松、磐田、柄毛皮、袋井駅前でビラ配り。ホーム戦動員PRを行なった。
 
【担当記者の視点】
 20日に開幕前最後の練習試合(甲府戦)を非公開で実施。名波監督は「非常に良かった」と満足感とともに振り返った。主力組が出場した1本目の被シュート数は実質1本。タッチ数が130を数える選手もおり、ボールも回った。昨季から積み上げてきている連動した守備を攻守の軸に、J1にも"アクションサッカー"で臨むが、チーム作りは順調だ。中村太や齊藤ら先発が予想される新戦力もチームにフィットしてきており、上々のコンディションで名古屋を迎え撃つ。
 
 高さ、速さなど"個"の能力に優れる名古屋に対し、"組織"としてどれくらい闘えるか。守備では、相手の長身FW(シモビッチ)に起点を作らせず、ロングボールやカウンターの出どころを抑えたい。互いに速さと突破力を備えるアタッカーがマッチアップするサイドの攻防もゲームのポイントになるだろう。「ホームだし、常に先手を取っていきたい」と選手たちも、大事な初戦の勝利に向けて意気込む。
 

次ページ名古屋――古林&矢野のコンビでアダイウトンを抑えられるか。

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