3試合連発で今季11ゴール目。絶好調の湘南FW大橋祐紀が手応えを語る「自信を持って毎試合に臨めています」

2023年10月28日 岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

「自分だけでなく、チーム全員のゴール」

神戸戦で3試合連続ゴールとなる先制弾を挙げた大橋。写真:滝川敏之

 湘南ベルマーレは10月28日、J1第31節でヴィッセル神戸と対戦し、1-1で引き分けた。

 この日、J1残留を争う横浜FC(18位)は北海道コンサドーレ札幌に敗戦。湘南としてはぜひとも勝点3を奪取したいゲームだったが、得られたのは1ポイントのみ。

 最下位との勝点差は"2"と、いまだ苦しい状況は続くが、今節の相手が現在首位の神戸だということを考えれば、ポジティブに捉えても良い結果だと言えそうだ。

 貴重な先制点を挙げたのは大橋祐紀。11分、阿部浩之のクロスに合わせ、今季11点目をマークした。

「阿部君が良い形でパスを出してくれたので、自分は中で合わせるだけでした。ゴールの前のシーンで、(岡本)拓也君が右サイドを抜け出したけど、合わせられなかった。次は合わせたいと思っていたので、良かったです」
【PHOTO】強い気持ちで選手たちに声援を送る湘南ベルマーレサポーター!
 大橋は今節の得点で公式戦3戦連発と絶好調だ。「最近、得点できていますが、自分だけでなく、チーム全員のゴールです。でも、自信を持って毎試合に臨めていますし、それが結果につながっているのは、フォワードとしてはポジティブなこと」と、最近の出来に手応えを得ているようだ。

 先述の横浜FC、そして16位の柏レイソルらとの残留争いを制するため、神戸戦の勝点1を次につなげたい湘南。

 次節の11月11日の名古屋戦へ、「次も勝って、チームとしても個人としてもさらに勢いをつけたい」と語る大橋の4試合連続ゴールに期待したい。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

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