現地でも高く評価されている。

　10月21日に行なわれたプレミアリーグの第９節で、冨安健洋が所属するアーセナルは、チェルシーとのロンドン・ダービーに臨み、敵地で２－２のドローに持ち込んだ。２点を先行される厳しい展開となったも、77分にデクラン・ライス、84分にレアンドロ・トロサールと終盤に２点を返し、勝点１を持ち帰っている。

　日本代表の10月シリーズから帰還し、ベンチスタートとなった冨安は、オレクサンドル・ジンチェンコに代わって後半頭から左SBに投入。前半は崩されていた左サイドの守備を安定させただけでなく、攻撃にも積極的に絡んで、"逆襲"に貢献した。

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　英紙『The Standard』は採点記事で、日本代表DFにスコアラーの２選手と並ぶチーム最高タイの「７点」を付与。「アーセナルの後半のベストプレーヤーの一人。スターリングにうまく対応し、マルチネッリと連係した」と称賛した。

　また、地元メディア『football.london』も最高タイの「７点」で、こう称えている。

「１対１の献身的な守備で、チェルシーの右サイドの供給ラインを止めた。セットプレーからの空中戦でも脅威を与えた」

　45分間の出場ながら、残したインパクトは小さくなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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