「アギーレは今のクボを見たら目を疑うだろう」久保建英の古巣対決に西大手紙が見解!「ソシエダとマジョルカの大きな差はタケだ」

2023年10月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今やあらゆる意味で莫大な利益を生み出している」

古巣のマジョルカに挑む久保。(C)Getty Images

 10月21日に開催されるラ・リーガの第10節で、久保建英を擁するレアル・ソシエダは、マジョルカとホームで対戦する。

 周知の通り、マジョルカは久保がレアル・マドリー時代に二度に渡ってレンタルでプレーしたクラブだ。ラ・リーガでのデビューシーズンとなった2019-2020シーズンは4ゴール・4アシストをマークしたものの、チームは2部に降格。21-22シーズンは1得点に終わり、後半戦は途中就任したハビエル・アギーレ監督に満足な出場機会を与えられなかった。

 スペイン大手紙の『AS』は、そんな日本代表MFの古巣対戦に注目。「クボの大きな違い」と題した記事で、「レアル・ソシエダとマジョルカの違いはタケフサ・クボだ」と伝えている。

「我がリーグの黄金の日本人は、朱色のクラブ(マジョルカ)ではスポーツの成績よりもマーケティングで長けていたが、サン・セバスティアンに来て以来、飛躍的な成長を止めず、今やあらゆる意味で莫大な利益を生み出している。両チームの間には大きな差がある」

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 同紙は「マジョルカからサン・セバスティアンまで、彼の価値は5倍になり、彼がリーグのスターのテーブルに座る場所を獲得したのを疑う人は誰もいない。それが両チームの違いだ」と指摘。こう続けている。

「ハビエル・アギーレは今のクボを見たら目を疑い、当時どこにいたのか不思議に思うだろう。日本人を取り巻く状況も影響しているかもしれない。彼をメリーノ、オジャルサバル、ズビメンディ、ル・ノルマン、バレネチェア、トラオレ、スベルディア、ブライス・メンデスらとプレーさせれば成功は保証される」

 好調のレフティは、アギーレの前で急成長した姿を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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