「とても悲しい、最悪の瞬間だ」ネイマールがサウジデビューわずか1か月で大怪我。5試合で今シーズン絶望か

2023年10月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

左ひざ前十字靱帯断裂と半月板損傷の重傷

ウルグアイ戦で左ひざに重傷を負ったネイマール。(C)Getty Images

 ブラジル代表のネイマールが2026年ワールドカップ(W杯)南米予選で左ひざに重傷を負い、今シーズン絶望の可能性が出てきた。

 10月17日に行なわれたW杯南米予選の4節、ウルグアイ戦(0-2)に先発出場したネイマールは前半終了間際にウルグアイ代表DFのニコラス・デ・ラ・クルスのチャージを受け、左足で踏ん張ろうとして転倒。ストレッチャーに乗せられて退場する際に手で顔を覆い、涙を流していたことからもかなりの重傷だと予想された。

 翌日の18日、所属クラブのアル・ヒラルは、左ひざ前十字靱帯断裂と半月板損傷の大怪我を負ったことを発表。今後、手術を受ける予定で復帰までに6か月以上を擁するため、今シーズン絶望となる可能性が高い。

 さらに来年6月に開催予定のコパ・アメリカへの出場も危ぶまれている状況だ。

 ネイマールは19日、自身のインスタグラムを更新。心境を綴っている。

「とても悲しい、最悪の瞬間だ。自分が強いことはわかっているけど、ケガや手術を経験することは簡単なことではない。回復のために4か月以上を費やした後で、もう1度それを経験することを想像してほしい」

【動画】南米予選ウルグアイ戦でネイマールが涙の負傷交代

 ネイマールは今年2月に右足首を負傷し、3月に手術。その後リハビリを経て今夏のプレシーズンで実戦に復帰したものの、パリ・サンジェルマンからアル・ヒラルへの移籍や筋肉トラブルもあって9月にようやく公式戦出場を果たしたばかりだった。

「僕には信念がある。でも、僕は神の手に力を委ね、神が僕に新たに力を与えてくださると信じている。応援と愛情のメッセージをありがとう」

 再びピッチへ戻ってくることを誓い、ファンからのコメントに感謝を述べたネイマール。17年夏にパリSGへと移籍してからは、毎シーズンの様に怪我による長期離脱を繰り返している。

 今夏に移籍金9000万ユーロ(約139億5000万円)でアル・ヒラルに加入したネイマールだが、わずか5試合で23-24シーズンを終えることになりそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】日本代表のチュニジア戦出場17選手&監督の採点・寸評。2人に"7点"の高評価。MOMは2点に絡んだMF

「傑出していた」チュニジア戦で圧巻プレーの冨安健洋を海外賞賛!「64本中59本のパスを成功」

次ページ【動画】南米予選ウルグアイ戦でネイマールが涙の負傷交代

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事