完全に試合をコントロールしていた
本田氏がチュニジア戦の森保ジャパンを採点。ハイプレスで高強度に守備をしつつ、2ゴールを挙げた伊東、久保ら攻撃陣を高く評価した。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
日本代表は10月18日、国際親善試合でチュニジア代表と対戦し、2-0で勝利した。
開始直後からボールを握り、試合を優位に進めると、43分に古橋亨梧のゴールで先制点。さらに69分に伊東純也が追加点を挙げ、相手を引き離す。終盤にはポストを直撃するシュートを打たれたが、5試合ぶりにクリーンシートでの試合をクローズ。6月15日のエルサルバドル戦から6連勝を飾った。
昨年6月のキリンカップで0-3の敗北を喫した相手へのリベンジを果たした一戦を、現役時代は鹿島アントラーズや日本代表で活躍した本田泰人氏はどう評価したか。
森保ジャパンの出場17選手と監督の採点&総評は以下のとおりだ。
【先発】
GK
鈴木彩艶 6.0
DF
菅原由勢 6.0
板倉 滉 7.0
(72分→谷口彰悟 6.0)
冨安健洋 7.0
中山雄太 5.5
(63分→町田浩樹 6.0)
MF
遠藤 航 7.0
守田英正 7.0
伊東純也 7.0
(72分→南野拓実 6.0)
久保建英 7.0
(82分→橋岡大樹 採点なし)
旗手怜央 6.0
(63分→浅野拓磨 6.0)
FW
古橋亨梧 6.0
(HT→上田綺世 6.0)
監督
森保一 6.5
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
――◆――◆――
【動画】古橋の先制弾、伊東の追加点でチュニジアを2-0撃破!
開始直後からボールを握り、試合を優位に進めると、43分に古橋亨梧のゴールで先制点。さらに69分に伊東純也が追加点を挙げ、相手を引き離す。終盤にはポストを直撃するシュートを打たれたが、5試合ぶりにクリーンシートでの試合をクローズ。6月15日のエルサルバドル戦から6連勝を飾った。
昨年6月のキリンカップで0-3の敗北を喫した相手へのリベンジを果たした一戦を、現役時代は鹿島アントラーズや日本代表で活躍した本田泰人氏はどう評価したか。
森保ジャパンの出場17選手と監督の採点&総評は以下のとおりだ。
【先発】
GK
鈴木彩艶 6.0
DF
菅原由勢 6.0
板倉 滉 7.0
(72分→谷口彰悟 6.0)
冨安健洋 7.0
中山雄太 5.5
(63分→町田浩樹 6.0)
MF
遠藤 航 7.0
守田英正 7.0
伊東純也 7.0
(72分→南野拓実 6.0)
久保建英 7.0
(82分→橋岡大樹 採点なし)
旗手怜央 6.0
(63分→浅野拓磨 6.0)
FW
古橋亨梧 6.0
(HT→上田綺世 6.0)
監督
森保一 6.5
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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【動画】古橋の先制弾、伊東の追加点でチュニジアを2-0撃破!
10月シリーズ最後の試合。日本は5-4-1システムのチュニジアに対して手堅い試合運びで危なげなく2-0で勝利した。
チュニジアは5バックを敷いて引いて守ってきたため、当然、攻めあぐねる時間帯もあった。ただ、リスクマネジメントをしながら焦らずにボールをつないで、古橋亨梧と伊東純也のゴールを生んだのは評価したい。
特筆すべきはシュート数の違いだ。19本のシュートを放った日本に対して、チュニジアは試合終了間際に放った1本のみ。その1本がゴールポストを叩いたためひやりとさせられたが、90分間を通して完全に試合をコントロールしていたと言える。
ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を控える日本にとって、「引いて守る」相手と戦う良いシミュレーションになったのではないか。
チュニジアは5バックを敷いて引いて守ってきたため、当然、攻めあぐねる時間帯もあった。ただ、リスクマネジメントをしながら焦らずにボールをつないで、古橋亨梧と伊東純也のゴールを生んだのは評価したい。
特筆すべきはシュート数の違いだ。19本のシュートを放った日本に対して、チュニジアは試合終了間際に放った1本のみ。その1本がゴールポストを叩いたためひやりとさせられたが、90分間を通して完全に試合をコントロールしていたと言える。
ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を控える日本にとって、「引いて守る」相手と戦う良いシミュレーションになったのではないか。