「ちょっと上回っている印象」城彰二は森保JのFW争いで上田綺世推し!チュニジア戦で先制弾の古橋亨梧より優位な点は?

2023年10月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

キープ力、久保とのコンビネーションを評価

城氏は上田のキープ力を評価する。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 元日本代表FW城彰二氏が10月17日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのFW争いに言及した。

 日本代表は同日に、チュニジア代表と対戦。43分に古橋亨梧、69分に伊東純也が得点し、2-0で勝利した。

 試合後に城氏は、1トップでスタメンだった古橋の先制点を「ナイスゴールだった」と称える。

「代表に来て、なかなか点を取れない、結果が出せない状況。もしかしたら、これがラストチャンスという見方もしていた」とし、こう振り返った。

「チュニジアが"5-3-2"というシステムを組みながら、スペースを与えない守備に対して日本が攻めあぐんでいる好況だった。ワンチャンス、来たボールを逃さないのは、非常に評価が高い」 
【動画】城彰二が日本対チュニジアを振り返る
 ただ、古橋に代わって後半のスタートから投入された上田綺世との比較では、劣勢だという。プレースタイルの違いを考慮したうえで、日本代表に合っているのは上田だと語る。

「ちょっと上回っている印象。身体をしっかり使いながらボールをキープできる。そして、久保(建英)とのコンビネーションやタイミングが、長くやっている分、非常に良い」

 また、11月から始まる次回のワールドカップのアジア予選については、出場枠が4.5から8.5となるため、「枠が増えたので、まったく問題ないんじゃないか」と主張する。

 自身がスペインでプレーしていた経験をもとに、代表活動時の移動によるコンディション調整の難しさと、クラブでの地位の低下へのリスクを念頭に、「ヨーロッパ組を毎回呼ぶのかどうかが1つ、テーマになる」と見立てた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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