チュニジア指揮官が感じた日韓のサッカーの“違い”は?「韓国は1対1の身体的能力が長けていて、日本は...」

2023年10月17日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

「予想していた通り、難しい試合になった」

チュニジアを指揮したカドリ監督。日韓の違いを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 チュニジア代表指揮官が、実際に対戦して感じた日本と韓国のサッカーの違いを明かした。

 日本代表は10月17日、キリンチャレンジカップ2023でノエビアスタジアム神戸にてチュニジア代表と対戦。2-0で勝利を飾った。

 試合後、チュニジアのジャレル・カドリ監督は、ゲームを次のように振り返った。

「当初、予想していた通り、難しい試合になった。日本は良いチームで、ボールを収めてきた。攻撃的なチームで、速くて、熟練度が高かった。

 チュニジアは守備で良くやっていたが、攻撃でのチャンスは、最後の20分間だけで、点も入らなかった。ただ良い経験になったし、満足している。日本にはおめでとうと言いたいね」
【動画】古橋の先制点、伊東の追加点!
 日本に敗れたチュニジアは、13日に国際親善試合で韓国と対戦。0-4で大敗しており、アジアの2か国を相手に連敗を喫した。

 日韓のサッカーの違いを問うと、カドリ監督は「どちらもアジアの強いチームだった。どちらも攻撃が速いのが良い点であるし、戦術的な良さもあった」と共通点を挙げつつ、「ただ強いて言うなら、韓国は1対1の身体的能力が長けていて、日本は個人の技術が長けている印象」と分析した。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】チュニジア戦が行われるノエビアスタジアム神戸に集結した日本代表サポーターを特集!(場外編)

「アマチュアの試合だ」韓国に続き日本にも敗戦…アジア勢に連敗を喫したチュニジア代表に母国ファン激怒!「我々はアフリカで最弱の国かもしれない」

「破滅的な敗北だ!」森保ジャパンに完敗を喫したチュニジア代表に母国メディアが辛辣批評!「日本はやりたい放題」「冗談にもならない」

次ページ【動画】古橋&伊東のゴール ※白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事