「タキはインパクトを残した」南野拓実のリバプール時代を専門サイトが回想!「クロップから十分に生かされなかった」

2023年10月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

「モナコでうまくやっているのも喜ばしい」

国内カップ戦でタイトル獲得に貢献したリバプール時代の南野。(C)Getty Images

 南野拓実のリバプール移籍は正解だったのか。人々の意見は様々だろう。

 少なくとも、本人は「素晴らしい経験」だったと話した。イングランドの名門でリーグ戦やカップ戦のトロフィーを手にし、アンフィールドで味わった雰囲気は「決して忘れることのない感覚」だという。

 ユルゲン・クロップ監督の下で南野が満足な出場機会を得られたとは言いがたい。だが、選手自身が良い思い出として振り返ったことを、リバプール専門サイト『Rousing The Kop』は喜んだ。

 同メディアは南野のコメントを伝えた上で、「リバプール時代に後悔がないというのは良かった。彼がレッズでキープレーヤーになることはなかっただろうが、それでもクロップから十分に生かされなかったという感覚がある」と報じた。

「だが結局のところ、彼のリバプールでの物語が成功だったのは疑いない。55試合出場14得点、プレミアリーグ、FAカップ、リーグカップの優勝メダル、そしてチャンピオンズ・リーグ準優勝。レッドブル・ザルツブルクに支払ったのが700万ポンド(約12億6000万円)だけに、これ以上を求めることはできなかった」

【動画】「意味不明」と世間を騒がせた南野のキックオフドリブル

 リバプールを離れてモナコへ移籍した南野は昨季、結果を出せずに苦しんだ。だが、今季は出だしから好調だ。特に開幕から5試合で3得点、3アシストを記録している。

 Rousing The Kopは「モナコでうまくやっているのも喜ばしい」と続けた。

「この先どうなろうと、タキの記憶に最も残るのは、リバプールでの短期間かもしれない。彼は長くいなかった。だが、インパクトを残した。そして我々も彼にインパクトを残した。一度レッドになったら、ずっとレッドなのだ」

 ラストシーズンの国内カップ戦でチーム得点王となり、2冠に貢献した南野の功績は小さくない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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