「彼はワンダフル。セルティックにとって重要」旗手怜央にOBが熱い期待!現地メディアは「間違ったタイミング」を悔やむ

2023年10月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

「まだ彼はベストじゃない」

復調傾向の旗手。日本代表での活躍にも期待が懸かる。(C)Getty Images

 リーグ前節で得点を挙げ、勝利に貢献したセルティックの旗手怜央は、調子が上向きと期待を寄せられている。OBのジョン・ハートソンもそのひとりだ。

 ブレンダン・ロジャース体制になり、開幕当初にスタメンから外され、さらに怪我による出遅れもあった旗手。昨季の年間最優秀選手候補にも挙げられた日本代表MFの低調は、議論を呼んでいた。

 だが、10月7日のキルマーノック戦では、巧みな技術を駆使したゴールでチームに先制点をもたらすなど活躍。本人もロジャース監督も、これを機にさらなる飛躍を望んでいるだろう。

 現地メディア『THE BOOT ROOM』によると、ハートソンは『The Go Radio Football Show』で「試合ごとに彼は強くなっていると思う。あの役割がどんどんやりやすくなっているようだ」と話した。

「今シーズンは監督が新しくなったことを忘れてはいけない。だが、彼はワンダフルな選手だ。調子を戻しており、セルティックにとって重要な選手だよ。彼はどんどんフィットし、どんどん良くなっている。そして私は、まだ彼はベストじゃないと思っているよ」
【動画】年間ベストの呼び声も!旗手が叩き込んだ圧巻のゴラッソ
 48歳の元ウェールズ代表FWは「ファンにとって、監督にとって、素晴らしい兆候だ。フィットしている時の彼は素晴らしいミッドフィルダーだ」と続けている。

「前に進めるし、本当にうまくパスができる。そしてゴールの脅威にもなれるんだ」

『THE BOOT ROOM』は「おそらくインターナショナルウィークは、ハタテにとって間違ったタイミングで訪れた」と、波に乗り出したタイミングでリーグ戦が中断したことを悔やみつつ、今後に期待した。

「パフォーマンスに勢いをもたらすために、できるだけセルティックでやりたいと必死だったはずだ。だが、今は日本代表に集中し、良いパフォーマンスを見せ、怪我なく戻ってくることを願っている」

 クラブとの契約も延長し、ピッチに専念できるようになった25歳のこれからに注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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