「私たちが望んでいるのは一貫性だけ」
遅延行為で退場処分となったグリーンウッド(5番)。(C)Getty Images
元イングランド女子代表GKのレイチェル・ブラウン・フィニス氏が「ばかばかしい」と言えば、同代表OBのファラ・ウィリアムズ氏も「衝撃的」と驚きを隠せない。チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドで監督歴のあるケーシー・ストーニー氏は、「今まで見たなかで、最も馬鹿げたレッドカードかもしれない」と辛辣だ。
現地10月8日に行なわれたイングランド女子リーグ(WSL)第2節で、マンチェスター・シティとチェルシーが対戦。問題のシーンは38分。シティのDFアレックス・グリーンウッドが自陣でのFKで、たっぷりと時間をかけて味方に横パスを出す。
英公共放送『BBS』によれば、グリーンウッドがFKを蹴るまでに費やした時間は「26秒」。このアクションにエミリー・ヒースリップ主審はイエローカードを提示。すでに警告を受けていたグリーンウッドは退場となった。
スタンドではシティのサポーターが大ブーイング。異議を唱えたシティのライア・アレイサンドリ、クロエ・ケリー、ジル・ロードも警告を受けた。
【動画】たっぷりと時間をかけてFK。グリーンウッド、退場の場面
現地10月8日に行なわれたイングランド女子リーグ(WSL)第2節で、マンチェスター・シティとチェルシーが対戦。問題のシーンは38分。シティのDFアレックス・グリーンウッドが自陣でのFKで、たっぷりと時間をかけて味方に横パスを出す。
英公共放送『BBS』によれば、グリーンウッドがFKを蹴るまでに費やした時間は「26秒」。このアクションにエミリー・ヒースリップ主審はイエローカードを提示。すでに警告を受けていたグリーンウッドは退場となった。
スタンドではシティのサポーターが大ブーイング。異議を唱えたシティのライア・アレイサンドリ、クロエ・ケリー、ジル・ロードも警告を受けた。
【動画】たっぷりと時間をかけてFK。グリーンウッド、退場の場面
今季のWSLでは、時間の浪費や選手のアピールを厳しく取り締まるようになり、新たな試みが反映されたジャッジングだったと言えるだろう。
シティのギャレス・テイラー監督は「私たちが望んでいるのは一貫性だけ。選手、監督、審判など誰にでもミスはある」と語り、同じような事態を招かないように、選手たちが早く学ぶ必要があるとも考えている。
指揮官はまた「とても大変な仕事だ。特に、選手やスタッフが迫ってきている時はね」とリスペクトを示しつつ、「でも、もう少しゆっくりやりましょう。そうしないと、残念ながら8人制リーグになってしまう」と訴えた。
なお、試合はケリーの得点でシティが先制し、終了間際にチェルシーのグロ・レイテンが得点。1-1のドローで終わっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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シティのギャレス・テイラー監督は「私たちが望んでいるのは一貫性だけ。選手、監督、審判など誰にでもミスはある」と語り、同じような事態を招かないように、選手たちが早く学ぶ必要があるとも考えている。
指揮官はまた「とても大変な仕事だ。特に、選手やスタッフが迫ってきている時はね」とリスペクトを示しつつ、「でも、もう少しゆっくりやりましょう。そうしないと、残念ながら8人制リーグになってしまう」と訴えた。
なお、試合はケリーの得点でシティが先制し、終了間際にチェルシーのグロ・レイテンが得点。1-1のドローで終わっている。
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