最後まで得点への意欲をむき出しに
カタールW杯以来の代表復帰となった南野。久々の代表活動で存在価値を示したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
11月からスタートする2026年北中米ワールドカップのアジア2次予選。その前の貴重なテストの場となるのが、カナダ(13日)、チュニジア(17日)と対戦する10月シリーズだ。
今後、約2年間、予選が続くため、思い切ったトライができる機会はしばらくない。そういう意味でも、今回の2連戦を価値あるものにすることが肝要だ。
森保一監督は9月のドイツ、トルコとの2連戦のメンバーから5人を入れ替えたが、やはり最大の注目は、2022年カタールW杯でエースナンバー10をつけた南野拓実(モナコ)をどう使うかだろう。
「4-2-3-1であればトップ下がベースかなと思っていて、トップもウイングもできると。カタール・ワールドカップまではウイングとしてプレーしつつ、内側に入って潜り込んでくるプレーをやっていたので、そこに期待しています。
4-1-4-1(4-3-3)で戦う場合は、インサイドハーフのところで基本的にプレーするのかなと。彼の良さをチーム戦術に組み込んでいけると思っています」と、4日のメンバー発表会見で指揮官はこう説明したが、まずはトップ下で勝負ということになるのだろう。
モナコに所属する南野が73分から出場した7日のスタッド・ドゥ・ランス戦を見ると、最初はアレクサンドル・ゴロビンと代わって2トップの背後のトップ下でプレー。登場から3分後には強気のドリブル突破から思い切ったシュートを放つなど、ゴールへの推進力を前面に押し出していた。
今後、約2年間、予選が続くため、思い切ったトライができる機会はしばらくない。そういう意味でも、今回の2連戦を価値あるものにすることが肝要だ。
森保一監督は9月のドイツ、トルコとの2連戦のメンバーから5人を入れ替えたが、やはり最大の注目は、2022年カタールW杯でエースナンバー10をつけた南野拓実(モナコ)をどう使うかだろう。
「4-2-3-1であればトップ下がベースかなと思っていて、トップもウイングもできると。カタール・ワールドカップまではウイングとしてプレーしつつ、内側に入って潜り込んでくるプレーをやっていたので、そこに期待しています。
4-1-4-1(4-3-3)で戦う場合は、インサイドハーフのところで基本的にプレーするのかなと。彼の良さをチーム戦術に組み込んでいけると思っています」と、4日のメンバー発表会見で指揮官はこう説明したが、まずはトップ下で勝負ということになるのだろう。
モナコに所属する南野が73分から出場した7日のスタッド・ドゥ・ランス戦を見ると、最初はアレクサンドル・ゴロビンと代わって2トップの背後のトップ下でプレー。登場から3分後には強気のドリブル突破から思い切ったシュートを放つなど、ゴールへの推進力を前面に押し出していた。
その後、ポジションが2シャドウの一角に変わったが、彼は最後まで得点への意欲をむき出しにし続けた。
この一挙手一投足を見ても分かる通り、南野がトップ下に入る最大のメリットは、得点への迫力が高まること。それはゲームメーカー的な色合いの強い鎌田大地(ラツィオ)との大きな違いである。
つまり、南野をトップ下に置く場合には、より4-4-2に近い形になると言える。右サイドに伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)、左サイドに三笘薫(ブライトン)、1トップに上田綺世(フェイエノールト)というドイツ戦のメンバーの中に入るとしたら、南野は上田と立ち位置を入れ替えながら、ギャップに飛び込んでゴールを狙うような仕事ができれば理想的だ。
その場合、ゲームメイクはボランチに託されることになる。今回の相手はカナダとチュニジアで、日本が圧倒的劣勢という展開にはならないだろうから、十分に戦えるはずだ。2トップに近い状況下で南野が生きるのか否か。そのあたりをまずはチェックしたい。
【PHOTO】カナダ・チュニジアと対戦!親善試合に挑む日本代表招集メンバー26人を一挙紹介!
この一挙手一投足を見ても分かる通り、南野がトップ下に入る最大のメリットは、得点への迫力が高まること。それはゲームメーカー的な色合いの強い鎌田大地(ラツィオ)との大きな違いである。
つまり、南野をトップ下に置く場合には、より4-4-2に近い形になると言える。右サイドに伊東純也(スタッド・ドゥ・ランス)、左サイドに三笘薫(ブライトン)、1トップに上田綺世(フェイエノールト)というドイツ戦のメンバーの中に入るとしたら、南野は上田と立ち位置を入れ替えながら、ギャップに飛び込んでゴールを狙うような仕事ができれば理想的だ。
その場合、ゲームメイクはボランチに託されることになる。今回の相手はカナダとチュニジアで、日本が圧倒的劣勢という展開にはならないだろうから、十分に戦えるはずだ。2トップに近い状況下で南野が生きるのか否か。そのあたりをまずはチェックしたい。
【PHOTO】カナダ・チュニジアと対戦!親善試合に挑む日本代表招集メンバー26人を一挙紹介!