「金メダルじゃなきゃ失敗だ!」日本との大一番を前に韓国メディアが代表指揮官に猛烈プレス!「彼は“日韓戦の男”である」【アジア大会】

2023年10月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日韓戦で代表デビュー。いきなり1得点・1アシストを記録した」

金メダル奪取は至上命題。韓国のファン・ソンホン監督には凄まじいプレッシャーが…。(C)Getty Images

 中国・杭州で行なわれている第19回アジア大会。現地10月7日には男子サッカー競技の決勝が開催され、U-22日本代表がU-24韓国代表と対戦する。

 その大一番を前に、韓国メディアはすでに戦闘モードに突入している。全国紙『スポーツ朝鮮』は「日韓戦の男がキャリアの岐路でふたたび日本に立ち向かう」と題した特集記事を掲載した。韓国を率いるファン・ソンホン監督は、かつてJリーグのセレッソ大阪、柏レイソルでもプレーした大型ストライカーで、韓国代表のレジェンド。同紙は次のように評して、期待を寄せている。

「ファン・ソンホン監督にとって日本代表戦は縁が深い。まだ無名の大学生(20歳)だった1988年アジアカップで韓国代表デビューを飾った相手が日本で、いきなり1ゴール・1アシストを決めた。通算4試合に出場して全試合ゴールを挙げて5得点。いずれも勝敗を左右する貴重なゴールだった。相性はすこぶる良いのだ」

 今大会直前まで采配やチーム作りを疑問視されがちだったが、「完全にそのマイナスイメージは払拭した」と評価。一方で、「アジア大会は金メダルでなければ失敗である。とりわけ日本戦は勝てば英雄、負ければその真逆の評価となるゲーム。ファン・ソンホン監督にとっては壮絶な90分間が待っている。これまで積み重ねてきた功績が一気に崩れるかもしれない。監督の人生が懸かっているといっても過言ではないのだ」と論じ、猛烈なプレッシャーをかけた。

 選手たちの兵役免除の行方も大きな関心事であり、しかも相手は強烈にライバル視する日本。オーバーエイジ3人に加えてイ・ガンインやチェ・ウヨンなどベストメンバーを揃えただけに、優勝以外の結果は許されない。韓国国内では、いよいよ一大決戦へのボルテージが高まっているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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