「ガンバ大阪、どうしちゃったの?」FC東京にあっさり3失点。キャプテンの宇佐美は「リズムよく決められて自分たちの首を絞めたかな」と反省

2023年10月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

先制されて勢いを失う

宇佐美はノーゴール。チームに勢いをもたらせなかった。写真:福冨倖希

 2023年10月1日、FC東京に0-3で敗れた姿を見て、率直にこう思った。「ガンバ大阪、どうしちゃったの?」と。このところ勝ててない現状を把握していたとはいえ、それでも衝撃だった。

 この試合は個人的な感覚として、FC東京がすごく良かったというよりはG大阪の出来が悪すぎた。FC東京のパフォーマンスを批判しているのではなく、G大阪のあまりの低調ぶりに驚いたのである。

 前半途中まではそこまで悪くなかった。倉田らが空いたスペースを上手く生かしてゴール前までスピーディな攻撃で持ち込む場面があった。勢いを失ったのは、37分に先制点を奪われてから。キャプテンの宇佐美は語る。

「失点するまではそういう空気感もなかったですが、あの失点から2失点目(43分)が早すぎたので。前半のうちにリズムよく決められて自分たちの首を絞めたかなと思います」

 ちなみに、1トップを務めた宇佐美はそれなりにボールを受けたものの、そこから効果的な展開をできず、自ら放ったシュートもわずか2本。厳しい結果に終わっている。
 
 G大阪の最大の敗因はおそらく守備にあるだろう。1対1の局面でも競り負けるシーンが目に付き、1失点目も2失点目もあっさりしてしまった印象だ。0-2になって以降は裏のスペースをいいように使われ、78分には俵積田に高尾が股抜きされるなど、これまたあっさりやられて0-3とされた。

 ポヤトス監督も「守備の改善の必要性を感じている」というが、果たしてシーズン終盤にチームは意地を見せることができるのか。味スタまで駆けつけてくれたファン・サポーターの応援に応える意味でも、残り5試合、恥ずかしいゲームはできない。

文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)


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