9人のリバプール、勝点獲得まであと一歩も…96分に痛恨OGでトッテナムに1-2で敗れる。遠藤航は73分から出場

2023年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ジョーンズが一発レッド、ジョッタが2枚のイエロー

2人の退場者を出したリバプール。遠藤(右奥)も守備で奮闘し、懸命に耐えていたが…。(C)Getty images

 現地時間9月30日に開催されたプレミアリーグ第7節で、遠藤航が所属する2位のリバプールは、4位のトッテナムと敵地で対戦。27日のレスター戦(リーグカップ3回戦)で加入後初アシストをマークするなど、2点に絡む活躍を見せた遠藤は、ベンチスタートとなった。

 開始13分、リバプールはサイドチェンジからガクポ、ロバートソンがペナルティエリア内で立て続けにシュートを放つも、いずれも鋭い反応を見せたGKヴィカーリオにストップされる。

 迎えた26分にはジョーンズがビスマの足を踏みつけ、オン・フィールド・レビューの末、一発退場となる。

 早い時間帯から数的不利を強いられるが、34分にサラーとの連係でディアスがネットを揺らす。しかし、直後にオフサイドの笛が吹かれ、得点は認められない。

 すると36分、マディソンのスルーパスに反応したリシャルリソンのお膳立てから、ソン・フンミンに流し込まれ、先制を許す。絶好調の韓国代表エースは2戦連発で、早くも6点目となった。

 それでも45+5分、攻め残っていたファン・ダイクのヘッドでの折り返しから、ガクポが叩き込み、前半のうちに同点に追いつく。
【動画】クロップ監督が絶賛!遠藤航の絶妙アシスト
 後半に入ると、開始直後にマディソン、ソン・フンミンと続けざまに鋭いシュートを浴びるが、守護神アリソンのビッグセーブで凌ぐ。

 59分に再びリシャルリソン→ソン・フンミンでネットを揺らされた場面は、オフサイドに救われる。

 その後も守備に追われるなか、69分に後半から入ったジョッタが2枚目のイエローカードを受けて退場。まさかの9人となる。

 窮地のアウェーチームは73分に3枚替えを敢行。遠藤、コナテ、怪我から復帰したアレクサンダー=アーノルドを送り込む。

 終盤にかけても耐える時間が続くが、一人ひとりがハードワークし、勝ち越し点は許さず。このまま1-1でタイムアップかと思われたものの、90+6分にクロスへの対応を誤ったマティプが痛恨のオウンゴール。1-2で敗れ、今シーズン初黒星を喫した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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