「ナポリ戦で解き放たれることが期待されたが...
モンツァ戦では初めて出番がなかった鎌田。(C)Getty Images
今季から鎌田大地が加入したラツィオは、開幕から公式戦6試合で1勝と苦しんでいる。
セリエAで開幕2連敗スタートを切ったマウリツィオ・サッリ監督のチームは、第3節で鎌田大地が初ゴールとなる決勝点を決めて初白星を挙げた。
だが、続くユベントス戦で敗れると、チャンピオンズリーグ(CL)開幕戦では後半アディショナルタイムのGK弾でかろうじてアトレティコ・マドリーと引き分け。そして9月23日のセリエA第6節でもモンツァとホームで1-1と引き分けている。
本拠地オリンピコでまだ勝利をつかんでおらず、1勝2分け3敗という成績では、批判の声が寄せられるのも避けられない。イタリアのメディア『calciomercato.com』は9月24日、すべては補強の遅れから始まったと指摘した。
今夏のラツィオはバレンティン・カステジャノス以外の補強が8月に入ってからだった。緻密な戦術を駆使するサッリのサッカーは、そもそも理解に時間がかかると言われる。それだけに、補強の出遅れが影響したという主張だ。
実際、ラツィオの新戦力でこれまでスタメンに名を連ねてきたのは鎌田くらいだ。モンツァ戦でマテオ・ゲンドゥジやグスタフ・イサクセンが初先発を飾ったが、インパクトを残せなかった。
一方で、同メディアは、その鎌田も「まだ謎の存在だ。スタメンでシーズンをスタートさせた彼だが、昨日(モンツァ戦)は出場機会がなかった」と報じている。
「ナポリ戦で解き放たれることが期待されたが、インターナショナルウィーク後は出発点に戻っている。多くが疑うようになっているのが、サッリが望むように攻守両面でピッチ全体を走り回るのに90分もたないのではないかということだ。いつも60分すぎに交代していることがそれを裏づけている」
【画像】後半ATに叩き込んだラツィオGKプロベデルの劇的同点弾!
セリエAで開幕2連敗スタートを切ったマウリツィオ・サッリ監督のチームは、第3節で鎌田大地が初ゴールとなる決勝点を決めて初白星を挙げた。
だが、続くユベントス戦で敗れると、チャンピオンズリーグ(CL)開幕戦では後半アディショナルタイムのGK弾でかろうじてアトレティコ・マドリーと引き分け。そして9月23日のセリエA第6節でもモンツァとホームで1-1と引き分けている。
本拠地オリンピコでまだ勝利をつかんでおらず、1勝2分け3敗という成績では、批判の声が寄せられるのも避けられない。イタリアのメディア『calciomercato.com』は9月24日、すべては補強の遅れから始まったと指摘した。
今夏のラツィオはバレンティン・カステジャノス以外の補強が8月に入ってからだった。緻密な戦術を駆使するサッリのサッカーは、そもそも理解に時間がかかると言われる。それだけに、補強の出遅れが影響したという主張だ。
実際、ラツィオの新戦力でこれまでスタメンに名を連ねてきたのは鎌田くらいだ。モンツァ戦でマテオ・ゲンドゥジやグスタフ・イサクセンが初先発を飾ったが、インパクトを残せなかった。
一方で、同メディアは、その鎌田も「まだ謎の存在だ。スタメンでシーズンをスタートさせた彼だが、昨日(モンツァ戦)は出場機会がなかった」と報じている。
「ナポリ戦で解き放たれることが期待されたが、インターナショナルウィーク後は出発点に戻っている。多くが疑うようになっているのが、サッリが望むように攻守両面でピッチ全体を走り回るのに90分もたないのではないかということだ。いつも60分すぎに交代していることがそれを裏づけている」
【画像】後半ATに叩き込んだラツィオGKプロベデルの劇的同点弾!
さらに、calciomercato.comは「彼はセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチではない。これは確かだ。今の4-3-3における戦術的な配置場所はまだ完全にはっきりしていない」と続けた。
「サッリ自身が誰よりそう考えており、ミリンコビッチ=サビッチが担っていた戦術的な任務を残り2人のMFに課そうとした。それが、今季のダニーロ・カタルディがリズムを保つのに大きく苦しんでいることの説明であり、ニコロ・ロベッラのローテーション入りが遅れている理由だ」
ラツィオは次節でトリノと対戦。その後はミラン戦、CLのセルティック戦、そしてアタランタ戦と、10月のインターナショナルウィークまで再び厳しい日程が続く。
結果を出さなければならない重圧を感じつつ、難しいやり繰りを迫られる中で、鎌田はサッリのシステムに溶け込み、力を発揮することができるのか。今後のかじ取りが注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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ラツィオは次節でトリノと対戦。その後はミラン戦、CLのセルティック戦、そしてアタランタ戦と、10月のインターナショナルウィークまで再び厳しい日程が続く。
結果を出さなければならない重圧を感じつつ、難しいやり繰りを迫られる中で、鎌田はサッリのシステムに溶け込み、力を発揮することができるのか。今後のかじ取りが注目される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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