「ほとんど目立たなかった」EL先発の遠藤航、リバプール地元メディアから厳しい声「何度となくポゼッションを失った」

2023年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「特筆すべきことはあまりなかった」

ELのLASK戦でスタメン出場を果たした遠藤(左)。(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は9月21日、ヨーロッパリーグ開幕戦で移籍後2試合目となる先発出場を果たした。チームは勝利したが、遠藤には現地メディアから厳しい声が寄せられている。

 敵地オーストリアに乗り込んでLASKと対戦したリバプールは、前半を終えて0-1とビハインドを背負った。だが、後半に入ってダルウィン・ヌニェスのPKで追いつくと、ルイス・ディアスのゴールで逆転。最後はモハメド・サラーが決定的な3点目を奪い、白星発進に成功している。

 遠藤は8月27日のプレミアリーグ第3節ニューカッスル戦以来となるスタメン入り。だが、58分で交代となった前回に続き、今回は61分でベンチに呼び戻されている。

 リバプール専門サイト『LIVERPOOL.COM』は、「もっとプレミアリーグでアンカーとして先発出場するために立場を強めることができなかった」と指摘。採点も5点をつけた。

「リバプールでまだ2回目の先発だったが、ほとんど目立たなかった。ポゼッション時に何を提供できるかが大事な試合だったが、途中交代するまで特筆すべきことはあまりなかったというのが実際だ」

【動画】リバプールが3発逆転!ウルブス戦ハイライト
 同じく専門サイト『Anfield Watch』も採点は5点。「多くはなかったが、これまでリバプールで出場してきた中でよりひどいパフォーマンスのひとつだった」と評している。

「かなりペースが合わず、何度となくポゼッションを失い、正しいパスを出すことがほとんどできず、後半に交代した」

 やはり5点をつけた『Sportskeeda』は、「まだ馴染もうとしているところで、中盤の真ん中でポゼッションを保つのに苦戦した」と報じている。

「守備では意欲的だったが、次の試合ではもっと注意深くパスを選ぶ必要がある」

 リーグ前節のウォルバーハンプトン戦では、移籍後初めて出場機会がなかった遠藤。難しい状況での移籍だったが、徐々に存在感を発揮していくことができるか注目だ。 

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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