「キョウゴはいるべきではなかった」FKで痛恨失点のセルティック、古橋亨梧の“壁”に元トッテナムDFが苦言!「普通は最も勇敢な選手を置くものだ」

2023年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「そのポジションに最も大きな選手を置く必要があった」

古橋(左)の壁が議論を呼んでいる。(C)Getty Images

 前半終了間際というタイミングも痛手だった。

 セルティックは9月19日、チャンピオンズリーグ(CL)開幕戦となったグループEのフェイエノールト戦で0-2と敗れた。前半アディショナルタイムに直接FKで先制を許すと、後半にも追加点を献上。ゴールを奪うことができないまま、黒星発進となっている。

 オランダ王者の先制点の場面で壁に入っていた古橋亨梧には、背を向けたことで失点を招いたとの指摘もある。宿敵レンジャーズのOBである元スコットランド代表アラン・ハットンは、『Football Insider』で壁における古橋の位置が原因か問われると、「そうだと思う」と答えた。

「普通は最も勇敢な選手を置くものだ。顔面で受けるような勇敢で長身の選手をね。左足で蹴ってくることは分かっていたから、そのポジションに最も大きな選手を置く必要があった」

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 トッテナムなどでプレーした右SBは「うまくいかなかったことがたくさんあった。キョウゴはあそこにいるべきではなかったと思う。それに彼は背を向けてしまった」と続けている。

「特にタイミングから、あの失点には気落ちしただろうね」

 昨季のCLグループステージで1勝も挙げられず敗退したセルティックは、今季こそ欧州最高峰の舞台で躍進しようと意気込んでいた。昨季ノーゴールに終わった古橋も、雪辱に燃えていたはずだ。それだけに、フェイエノールト戦は手痛い結果となってしまった。

 だが、アンジェ・ポステコグルーからブレンダン・ロジャースに指揮官が代わり、難しい状況での挑戦になることは予想どおりのはず。スコットランド王者はホームでの次節で初白星を目指す。相手はイタリアの強豪ラツィオ。鎌田大地との日本人対決にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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