「非常に脆弱だ」ボール支配率は75%も...EL黒星発進の三笘所属ブライトン、3失点の守備陣を元チェルシーMFが酷評「オープン過ぎる」

2023年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「大きな変化が必要になるだろう」

このファン・ヘッケらブライトンの守備陣が辛辣な評価を受けた。(C)Getty Images

 三笘薫が所属するブライトンは、現地時間9月21日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第1節で、AEKアテネとホームで対戦。2-3で敗れた。

 ボール支配率は75%と圧倒しながらも、セットプレーとカウンターであっさり3点を奪われた守備を酷評したのが、チェルシーなどでMFとして活躍したジョディ・モリス氏だ。

 ブライトンの地元メディア『Sussex Express』によれば、英衛星放送『SKY SPORTS』で「彼らはより優れたチームだったが、ターンオーバーでは非常に脆弱に見えた」と指摘している。

「(ロベルト・)デ・ゼルビは非常に失望するだろう。彼らはボールに関してはそれほど悪くはなかったが、守備面では貧弱に見え、(欠場したCBの)ルイス・ダンクが本当に恋しかったからだ」

【動画】三笘がELデビュー!酷評されたブライトンの失点
 同氏は「守備面ではオープン過ぎるように見えたので、大きな変化が必要になるだろう。セットプレーだけでなく、ボールを持ったときもそうだった。そのうちのいくつかは個人のミスによるものだが、それは集団的な問題ではないため、受け入れやすい」と続けている。

「デ・ゼルビは、考えられていたよりも多くのチャンスを与えた点に満足していないはずだ。しかし、アテネにとってはフェアなプレーで、ブライトンからの大きなプレッシャーの下で彼らは本当によく守ったという評価に値する」

 主導権を握りながらも、ホームで黒星。初めて出場する欧州カップ戦の洗礼をいきなり浴びた格好だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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