ブライトン、クラブ史上初のELは黒星発進…PKで二度追いつくもAEKアテネに2-3で惜敗。三笘薫は持ち味を十分に出せず

2023年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

セットプレーから2失点。後半AT13分も活かせず

ELデビューを果たした三笘。(C)Getty Images

 現地時間9月21日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のグループステージ第1節で、ブライトンはAEKアテネとホームで対戦。シーズン開幕から公式戦6試合連続で先発した三笘薫は、いつも通り左サイドハーフに入った。

 ブライトンは開始11分、CKからシディベに豪快なダイビングヘッドで叩き込まれ、いきなり先制を許す。

 24分にはバルセロナからローンで加入したアンス・ファティが、ペナルティエリア内で右足を振り抜くも、GKスタンコビッチの好守に阻まれる。

 迎えた30分、ペドロがペナルティエリア内で倒れると、一度はシミュレーションでイエローカードが提示されるが、オン・フィールド・レビューの末にファウルが認められ、PKに。ペドロ自らきっちり決め、早めの時間帯に追いつく。

 ただ、同点も束の間、40分に今度はFKからガチノビッチにスライディングで上手く流し込まれる。

 再び追いかける展開となるなか、45+1分に三笘が深い切り返しでディフェンスをかわし、ペナルティエリア左を完全に攻略。中央にクロスを送り込むも、得点には繋がらない。
 
 1-2で前半を終えると、67分にまたもペドロがPKを獲得。これも確実に成功させ、2-2とする。

 一気に逆転へ攻勢をかけ、73分には三笘がペナルティエリア内でシュートを放つが、ブロックされる。

 終盤にかけてもホームチームが押し込みながら、84分にポンセにワンチャンスをモノにされ、三度リードを許す。

 直後の86分にはアディングラと代わり、三笘がベンチへ。時折鋭さを見せたものの、持ち味を十分に出したとは言い難く、悔しい途中交代となった。

 その後、相手選手の治療などに時間を要したため13分も与えられたアディショナルタイムでも、同点ゴールは奪えず。このまま2-3でタイムアップの笛を聞き、クラブ史上初のELを戦うブライトンは、黒星発進となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】三笘薫が日本人初の快挙! プレミア月間最優秀ゴールに選ばれた、ウルブス戦の"衝撃ぶっちぎり弾"をチェック!

【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら"WAGs"を一挙紹介!

「役に立たなかった」なぜ天敵ワン=ビサカを起用せず? マンUの三笘対策を"愚策"と現地酷評!「まるでチャリティーマッチのようだった」

プレミア2年目でマークは厳しくなったか?三笘薫が明かすイングランド代表DFとの攻防。「本当に難しくなっている」

次ページ【動画】三笘薫が日本人初の快挙!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事