「秩序と強度をもたらすのに苦労した」失点に絡んだラツィオ鎌田大地、現地メディアはチーム最低の評価「疲労で方向感覚を失い…」

2023年09月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

チームは土壇場で追いつきドロー

アトレティコ戦に先発した鎌田。(C)Getty Images

 この夏に日本代表の鎌田大地が加入したラツィオは現地時間9月19日、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ初戦でアトレティコ・マドリーと対戦した。

 4-3-3の右インサイドハーフで先発した鎌田は、惜しいミドルを放つなど序盤から積極的なプレーを見せる。しかし29分に相手のミドルが足に当たって、そのままゴールに吸い込まれ、不運な形で先制点を献上してしまう。

 それでもラツィオは、後半アディショナルタイムのラストプレーで、ゴール前に上がってきたGKイバン・プロベデルがルイス・アルベルトのシュート性のクロスに頭で合わせて、劇的な同点弾をゲット。1-1のドローに持ち込んだ。
【動画】左足で鮮烈弾!鎌田大地の移籍後初ゴールでナポリ撃破!
 イタリアメディア『Sport Mediaset』は62分までプレーした鎌田に、チーロ・インモービレとともにチーム最低となる「5点」をつけ、厳しい評価をしている。

「中盤ではディテールと気迫が勝負を分ける試合で、秩序と強度をもたらすのに苦労した。疲労で方向感覚を失い、(パブロ・)バリオスのシュートがディフレクションして先制点を与えてしまった」

 また、『TUTTOmercatoWEB』も、鎌田はチーム最低タイの「5点」で、「彼はマテオ・ゲンドゥジとのスタメン争いに勝利したが、良いパフォーマンスができなかった」と寸評を添えた。

 なお、どちらのメディアも劇的弾を決めたGKプロベデルにチーム最高点を与えている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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