「最大のスターであるミトマがいる」三笘薫には“バルサの元10番”ファティも敵わない? 母国紙が定位置争いに見解「左ウイングでプレーするのは難しい」

2023年09月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「競争は熾烈であると理解した」

三笘(左)とアンス・ファティ(右)のポジション争いにスペイン紙が注目した。(C)SOCCER DIGEST

 9月16日に開催されたプレミアリーグの第5節で、三笘薫が所属するブライトンがマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。3-1で快勝を収めた。

 この試合で64分から途中出場し、プレミアリーグデビューを飾ったのがバルセロナからレンタル移籍してきたスペイン代表FWのアンス・ファティだ。

 バルサの10番を背負っていた逸材への期待は小さくないが、母国紙『SPORT』はレギュラーの座を確保するのは簡単ではないと見ているようだ。

「アンスは、この魅力的なブライトンのチームで第一候補のスターターになるのは難しく、彼の前にある競争は熾烈であると理解した。しかし、シーガルズが直面する試合のリスト(ヨーロッパリーグを含む)では、アンスの出場時間が確保されており、その才能と多才さのおかげで、イレブンの中で継続して地位を築くことができるだろう」

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 前線ならどこでもこなせるフィティだが、最も得意とする左サイドでのプレーは厳しいと同紙は報じている。他でもない三笘がいるからだ。

「彼の本来のポジションである左ウイングでプレーするのは難しいだろう。チーム最大のスターの一人であり、センセーションを巻き起こしているカオル・ミトマは、そのポジションの達人だ。日本人ウインガーは前に出る能力、1対1のプレー、インテリジェンスにより、誰もが認めるチームのリーダーである」

 記事は「彼がミトマ、(ソリー・)マーチ、エバン・ファーガソンと前線で組むのを見るのは、控えめに言ってもエキサイティングなシナリオだ」とも綴っており、セカンドトップでの出場する可能性が高いと見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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