Jリーグのシーズン前哨戦となる「Jリーグ・スカパー！ New Year Cup」は、２月２日に千葉対福岡の一戦が11時から行なわれた。
 
　今季J１に昇格する福岡に対し、立ち上がりから千葉の攻撃陣がキレのいい動きを見せる。序盤の11分にFW菅嶋弘希のゴールで先制すると、28分に町田也真人、35分には吉田眞紀人と、福岡の守備の甘さに付け込み、前半で３発を叩き込んだ。
 
　後半に入っても千葉の勢いは衰えず、55分に小池純輝のスルーパスから吉田がこの日２点目を奪って４-０とする。
 
　一方の福岡は、今季大分から移籍加入した為田大貴が最終ライン手前でボールを引き出すと、そのままスペースへ抜けて右足のシュートを突き刺す。
 
　しかし、後半途中から長澤和輝、井出遥也、仲村京雅とアタッカー陣を次々と投入した千葉は簡単にリズムを渡さない。75分には、カウンターから井出が敵陣エリア内に持ち込み、一度はGKに阻まれながらも強烈な右足のシュートでねじ込んだ。千葉が再びリードを４点差に広げる。
 
　結局、千葉が攻撃陣の爆発で５得点のゴールラッシュ。守ってもDF陣が粘り強い守備で追加点を与えず、５-１で千葉が福岡を下した。
 
　千葉はニューイヤーカップ初戦の熊本戦に続き２連勝。逆に福岡は初戦の鹿島戦に続き２連敗となった。