「セルティックの放出候補」と海外メディアが指摘した日本人選手は?「本当に彼が入っていけるか?」

2023年09月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ケガによってセルティックでのキャリアが削られた」

セルティックを率いるロジャース監督。(C)Getty Images

 移籍が成功するかは誰にも分からない。アンジェ・ポステコグルー体制のセルティックでは、古橋亨梧や旗手怜央、前田大然がチームの主力として確かな地位を手にした。だが、オーストラリア人指揮官が獲得した日本人選手の全員が、彼らのように活躍したわけではない。

 とりわけ、旗手や前田と同じタイミングで加入した井手口陽介は、ケガにも悩まされて思うようなインパクトを残せなかった。デビュー早々に負傷離脱を余儀なくされ、新シーズン開幕前にもケガで出遅れを余儀なくされると、昨季途中にアビスパ福岡へのレンタルで日本に帰国することになった。

 今年2月、セルティックは井手口が1年レンタルで福岡に向かうと発表した。レンタル期間が満了し、進展がなかった場合、井手口はグラスゴーに戻ることとなる。だが、それから居場所を手にするのは容易ではないだろう。

【動画】レンジャーズ相手に古橋亨梧が圧巻のゴラッソ
『THE BOOT ROOM』は9月7日、セルティックが放出すべき3選手を取り上げ、そのひとりに井手口を選出した。「確かにケガによってセルティックでのキャリアが削られ、昨季はアビスパ福岡へのレンタルで過ごすことになった」と伝えている。

「だが、12月にレンタル期間が満了したときに、本当に彼がマット・オライリー、ハタテ、デイビッド・ターンブルを差し置いてセルティックに入っていけるだろうか? 新戦力のオーディン・チアゴ・ホルムやクォン・ヒョクギュにも序列で下回ると考える」

 福岡でも開幕直後に負傷離脱を余儀なくされたものの、6月に戦列復帰を果たし、2戦目から先発出場を続けている井手口。27歳になったMFは、これからどのようなキャリアを歩むのか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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