とっさの判断で右足に切り替えてフィニッシュ
心身ともに逞しくなった鈴木。中心選手としての意識も高まってきた。写真:松尾祐希
[U-23アジア杯予選]日本 6-0 パキスタン/9月6日/アル・ムハラクスタジアム
相手の情報は少なく、何をして来るか分からない。酷暑の影響で9時半キックオフとはいえ、35度近い気温のなかで戦うことを余儀なくされた。それでも、CB鈴木海音(磐田)は動じずに戦い、攻守両面で力強いプレーを見せた。
現地9月6日に行なわれたU-23アジアカップ予選の初戦。開催地バーレーンに到着して3日目というスケジュールで、U-22日本代表はパキスタンと相まみえ、6ゴールの大勝で幸先の良いスタートを切った。
4バックのCBで先発した鈴木は、序盤からビルドアップの起点として、テンポ良くパスをSBや中盤に出していく。鋭い縦パスも入れ、相手のプレッシャーがないと見れば、一気に前へ持ち運んで攻撃に変化をつけた。
攻撃面で違いを作ると、最大の見せ場が訪れる。立て続けにCKを得た12分だ。右CKを獲得すると、山田楓喜(京都)は直前のプレーで選択したショートコーナーではなく、そのままゴール前に入れる。良いタイミングでボールが上がると、真ん中に走り込んできた鈴木が反応した。
「頭で行こうか最初は迷ったけど、ボールが下に来たので(右)足で合わせた。ほぼ正面でしたけど、良い場所に(ボールが)行ってくれた。チームとして練習からこだわってやっていたので、セットプレーから得点できたのは嬉しい」
とっさの判断で右足に切り替え、見事にネットを揺らした。鈴木にとっては、大岩ジャパンでの初ゴールだ。
「五輪の予選でチームのファーストゴールというのもすごく嬉しいし、自分も点を取りたかったので良かった」
相手の情報は少なく、何をして来るか分からない。酷暑の影響で9時半キックオフとはいえ、35度近い気温のなかで戦うことを余儀なくされた。それでも、CB鈴木海音(磐田)は動じずに戦い、攻守両面で力強いプレーを見せた。
現地9月6日に行なわれたU-23アジアカップ予選の初戦。開催地バーレーンに到着して3日目というスケジュールで、U-22日本代表はパキスタンと相まみえ、6ゴールの大勝で幸先の良いスタートを切った。
4バックのCBで先発した鈴木は、序盤からビルドアップの起点として、テンポ良くパスをSBや中盤に出していく。鋭い縦パスも入れ、相手のプレッシャーがないと見れば、一気に前へ持ち運んで攻撃に変化をつけた。
攻撃面で違いを作ると、最大の見せ場が訪れる。立て続けにCKを得た12分だ。右CKを獲得すると、山田楓喜(京都)は直前のプレーで選択したショートコーナーではなく、そのままゴール前に入れる。良いタイミングでボールが上がると、真ん中に走り込んできた鈴木が反応した。
「頭で行こうか最初は迷ったけど、ボールが下に来たので(右)足で合わせた。ほぼ正面でしたけど、良い場所に(ボールが)行ってくれた。チームとして練習からこだわってやっていたので、セットプレーから得点できたのは嬉しい」
とっさの判断で右足に切り替え、見事にネットを揺らした。鈴木にとっては、大岩ジャパンでの初ゴールだ。
「五輪の予選でチームのファーストゴールというのもすごく嬉しいし、自分も点を取りたかったので良かった」
得点後は攻撃の起点になるだけではなく、本職の守備でも素早い寄せを見せて違いを作っていく。とりわけ、素晴らしかったのが、インターセプトだ。
自陣の深い位置までボールを運ばれるシーンはなかったが、ミドルゾーンで相手FWがパスを受けようとすると、鋭い出足で先に触る。
「インターセプトからパスを出すのは自分の武器。そこから攻撃に参加するのも自分の良さ」
試合の前日に話していた通り、パスカットから一気にボールを運ぶシーンもあり、攻守両面で安定したパフォーマンスを見せた。パキスタン戦の出来について、本人も及第点を与えている。
「自分から攻撃が始まっていると思うし、特に引いたチームとか、あまり前から来ないチームはセンターバックがどれだけ余裕を持ってできるかが大事になる。そこは自分が自信を持ってできたし、『自分がやらなきゃ』という気持ちもあった」
【PHOTO】久保建英、伊東純也らも本格合流!ドイツ戦に向けより実戦的なトレーニングを行なった日本代表!
自陣の深い位置までボールを運ばれるシーンはなかったが、ミドルゾーンで相手FWがパスを受けようとすると、鋭い出足で先に触る。
「インターセプトからパスを出すのは自分の武器。そこから攻撃に参加するのも自分の良さ」
試合の前日に話していた通り、パスカットから一気にボールを運ぶシーンもあり、攻守両面で安定したパフォーマンスを見せた。パキスタン戦の出来について、本人も及第点を与えている。
「自分から攻撃が始まっていると思うし、特に引いたチームとか、あまり前から来ないチームはセンターバックがどれだけ余裕を持ってできるかが大事になる。そこは自分が自信を持ってできたし、『自分がやらなきゃ』という気持ちもあった」
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