「かわいそうだなって」札幌DFのドグソで一発退場に大久保嘉人が見解!「レッドではない。カバーに行ってますもん」

2023年08月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ファウルと思います。けど...」

ノーファウルから一転、ドグソで一発退場となった岡村(50番)。写真:滝川敏之

 ドグソにジャッジ変更は妥当だったのか。DAZNが配信する『Jリーグジャッジリプレイ』が、8月26日に行なわれたJ1第25節の川崎対札幌における札幌DF岡村大八の退場シーンが取り上げられた。

 51分、敵陣左サイドで川崎の車屋紳太郎のスルーパスに抜け出したマルシーニョが、スライディングで止めようとした岡村と接触しながらも前進したが転倒。主審はノーファウルとして流したが、その後、プレーが止まったところでVARが介入。決定的な得点機会の阻止、いわゆるドグソの可能性が検討され、オンフィールドレビューの結果、ドグソと判断され、岡村にレッドカードを提示した。

 この判定について、ゲスト出演した元日本代表FWの大久保嘉人氏は、「ファウルはファウルと思います。けど...」とし、こう続ける。

「レッドではない。イエローでもないんじゃないって思うぐらい。だって、(味方が)カバーに行ってますもん。(マルシーニョは)シュートは行けると思うんですけど、入ってはないと思うから」
【動画】岡村が一発レッドとジャッジされたマルシーニョへのタックル
 ジャッジ解説員で元国際審判員の家本政明氏が「不用意なタックルであることは間違いないので、反則だろうなっていうのは映像上では思います」とコメント。さらに大久保氏が見解を述べる。

「このシーンだと、僕もそうなんですけど、間違いなく、ディフェンスが滑ってくるのは分かるので。ギリギリまで待ちます。ファウルですけど、レッドを取られるんだったら、ディフェンスはスライディングにこれない。だって、こっちはそれを誘い出すんで。かわいそうだなって思います」

 逆サイドからは札幌の馬場晴也も対応に来て、カバーに間に合う位置にいるとして、大久保氏はドグソの要件は満たしていないと考えを示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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