現地時間８月27日に開催されたプレミアリーグ第３節で、リバプールはニューカッスルと敵地で対戦。前節に途中出場でデビューした遠藤航が初先発を果たしたなか、先制を許した直後の28分にフィルジル・ファン・ダイクが一発退場となるも、終盤のダルウィン・ヌニェスの連続ゴールで２－１の逆転勝利を収めた。

　難敵相手の劇的勝利にアリソン・ベッカーも大興奮だ。クラブ公式サイトによれば、試合後のインタビューで「今日を一言で表わすなら？」と問われると、こう答えた。

「ヌニェス！ヌニェス！ヌニェス！そう、ダルウィンだ。彼が生み出した２つの素晴らしいゴールについて話さないと。両方とも簡単なフィニッシュではなかったけど、素晴らしい形でやってのけた。でも彼１人の力ではない。数的不利のなかで素晴らしいパフォーマンスだった。精神的にも本当にハードで、信じ続けることは大きなチャレンジだった」
【動画】何度でも見たい！途中出場ヌニェスの圧巻連続ゴール

　ブラジル代表の守護神はまた、大仕事をやってのけたウルグアイ代表FWの今後に言及。「彼は素晴らしいし、大きな可能性を秘めている。だけどまだ若く、時間が必要だ。僕らは忍耐強く接し、サポートしなければならない」とバックアップを約束した。

「どんなに辛い時も僕らはそばにいる。南米のみんなも、チームメイトも、サポーターも、みんな彼を愛している。彼が試合に出場すると、名前を叫ぶんだ。『ヌニェス！ヌニェス！』ってね。リバプールのみんなが愛しているし、活躍を望んでいる」

　一方で、ヌニェスは「チームメイトの献身的なプレーにとても満足している。レッドカードが出て10人でプレーする羽目になったが、みんなよく戦ってくれた」「（マン・オブ・ザ・マッチは）チームメイトに捧げる」と感謝の言葉を続けた。

　こうした謙虚な姿勢も、周りから愛される理由のようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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