同じく日本代表の古橋亨梧や旗手怜央らと共にセルティックに在籍する前田大然が、チャンピオンズリーグ（CL）での飛躍を誓った。英紙『Daily Record』が８月26日付けで伝えている。

　セルティックは昨シーズン、アンジェ・ポステコグルー監督（現トッテナム）の下、国内３冠を達成するも、CLではグループステージ６試合で２分４敗。世界屈指の強豪レアル・マドリーなどを相手に１勝もできずに終わった。

　今月31日のグループステージ抽選会を前に、前田は「昨年は抽選会の後、対戦相手が決まってとても興奮した。でも１勝もできず、とても残念な結果に終わってしまった。今年も楽しみだけど、試合になれば、良いプレーをして勝たなければならない」と強い覚悟を示す。
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「特にどこと対戦したいとかはないけど、レアル・マドリーとの再戦は考えている。リベンジのためではなく、自分たちの強さを示すためにね。自分たちが（昨年とは）違うチームだと示したい。グループステージ突破が目標だ。

　チャンピオンズリーグは世界最大の大会なので、日本でも観戦する人が多い。（大会に出場する）日本人選手も増えたから、より注目されるようになったし、セルティックの試合も観てくれている。もし勝てれば、母国での評価が上がり、関心も高まる。クラブにとって良いこと尽くしだ」

　25歳の日本代表FWはまた、横浜F・マリノス時代にも師事したポステコグルー監督に言及。トッテナムの動向を追っていると明かした。

「海外に移ってからサッカーをより見るようになったから、試合がある時は必ず見ている。アンジェがスパーズに行ったので、彼らの試合もテレビで見るようになった。先週のマンチェスター・ユナイテッド戦の勝利には感動したよ」

　恩師と同じ舞台であるプレミアリーグ参戦の可能性も取り沙汰されている前田。スコットランド国内のみならず、CLでも活躍し、ステップアップの選択肢を広げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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