必要なのは“脱アンジェ”。前田大然が見る現状「前監督の戦術が染み付いている」「新しいスタイルに変えなければ」

2023年08月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ロジャースにとっては2度目だけど…」

攻撃力低下が顕著なセルティック。前田(38番)はエースの古橋らと共に状況を打開できるか。(C)Getty Images

 前田大然が自身の現状について率直に語った。英紙『Daily Record』が伝えている。

 現地時間8月26日に開催されたスコットランドリーグ第3節で、セルティックはセント・ジョンストンとホームで対戦。前田と古橋亨梧の日本代表FWコンビが先発するも、最後までゴールを奪えず、0-0で引き分けた。

 アンジェ・ポステコグルー監督(現トッテナム)が率いた昨季は、国内3冠を達成したスコットランド王者は、これで衝撃の敗北を喫したリーグカップのキルマーノック戦(0-1)から、2試合連続でノーゴールだ。

 前田自身も、プレシーズンでは古巣の横浜F・マリノス戦でハットトリックを達成するなど、印象的なパフォーマンスを見せていたが、シーズンが始まってからはゴールはなし。プレーの内容を見てもベストとは言い難い。

 不調の要因はいくつか考えられるなか、25歳の韋駄天ストライカーは、ブレンダン・ロジャース新監督が求めるプレースタイルへの適応を挙げた。
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「ロジャース監督にとってセルティックでの仕事は2度目だけど、僕にとっては新しい監督だ。新しい試みをしているから、個人としてもチームとしても、そのプレースタイルに適応しないと。サッカーではよくあることだ。彼の戦術に適応し、トレーニングや試合でハードワークを続けなければいけない。

 大きな変化?前監督の戦術は僕のプレーに染み付いている。だから新しいスタイルに変えなければならないのは明らかだ。でもリーグ戦はすでに始まっているし、新しいスタイルを適用しながら結果を出さなければならない。それを目ざしているんだ」

 試行錯誤中の前田は「今はまだフォームがベストではない。各選手が向上していかなければならないし、僕自身もその中に含まれている」とも言う。いち早くベストフォームを取り戻し、スコットランド、そして欧州の舞台で、ポステコグルー時代を超える活躍を見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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