今季先発なしの旗手怜央、契約延長を拒否と英メディア報道「セルティックには大きな痛手」

2023年08月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「終わったと言うにはほど遠い」

去就が注目されている旗手。(C)Getty Images

 現状や移籍市場が開いていることを考えれば、去就を巡る報道が熱を帯びるかもしれない。

 英紙『The Scottish Sun』は8月22日、セルティックの旗手怜央がクラブからの契約延長オファーを断ったと報じた。ブレンダン・ロジャース監督にとって「大きな痛手」と伝えている。

 セルティックはこの夏、古橋亨梧や前田大然との契約を延長した。だが、現行契約が2026年までの旗手とは延長に至っていない。ただ最近、セルティックは旗手サイドと延長交渉を始めたと言われていた。

 しかし、The Scottish Sun紙は旗手がオファーを断ったとし、「来週の移籍市場閉幕を前に、条件を改善した契約で彼に報いることをセルティックは願っていた」と報道。新契約を結ぶにはさらなる条件アップが必要な様子と伝えている。

 国内3冠を達成した昨季、古橋や前田とともに主力のひとりとして活躍し、年間最優秀選手の候補にも挙げられた旗手。だが、今季はリーグ開幕から2試合連続でスタメンから外れ、ロジャース新体制での境遇が取りざたされていた。

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 旗手はこの夏、アンジェ・ポステコグルー前監督が移籍したトッテナムや、三笘薫が所属するブライトンなど、プレミアリーグのクラブからの関心も報じられた。それだけに、契約延長を断ったとあれば、残り1週間あまりとなった移籍市場での動きも注目されそうだ。

 それでも、セルティック専門サイト『Celts Are Here』は、「セルティックとロジャースはまだ強い立場にある」と強調した。

「契約はあと3年残っており、クラブにはハタテと交渉し、合意点を見つけるための時間が十分にあるのだ。そしてまだ残留を説得できるかもしれない一方で、もしも移籍となれば、今後1年で巨額の移籍金を求めることができる」

「もちろん、チームにおける重要性やクラブのビジョンから、経営陣は彼の未来を確保したいと望んでいるだろう。ハタテが契約延長を断ったことが、セルティックにとって痛手であることは間違いない。だが、終わったと言うにはほど遠い」

 現在負傷離脱中の旗手は、早期復帰に向けて励んでいるだろう。一方で、今後に関する話題が途絶えることないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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