「トミヤスが気の毒」「時間稼ぎしていたとは...」退場の冨安健洋、“遅延行為イエロー”にリバプールOBが同情!アルテタ監督は「ストップウォッチを持たなければ」

2023年08月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は走ってボールを取りにいっていた」

スローインが遅れてイエローカードを受けた冨安。(C)Getty Images

 8月21日に行われたプレミアリーグ第2節のクリスタル・パレス戦で、冨安は60分にスローイン時の時間稼ぎでイエローカードを出されると、7分後に2枚目のカードを出されて退場となった。

 ジョーダン・アユーを倒したファウルに対する2枚目のカードも判定が物議を醸したが、1枚目の時間稼ぎについても疑問の声は上がっている。冨安の前にカイ・ハバーツも長くボールを持っていた。

 英公共放送『BBC』は、冨安にボールが渡されるまでに約15秒かかっており、冨安自身は味方を探してから8秒でボールを投げ入れたと報じている。

 今季から時間稼ぎに対するカードの基準は厳しくなっているが、アーセナルのミケル・アルテタ監督は「どれくらいの長さだったか、正確には分からない」と話している。

「ストップウォッチを持ってプレーしなければいけないのかもしれないね。いいさ、試合には勝った。うれしいよ。新しいルールはある。それの伝え方が非常に異なっている。だが、適応するよ」

【動画】英識者も痛烈批判!冨安も抗議した痛恨退場シーン
 元イングランド代表のジェイミー・キャラガーは、「トミヤスを気の毒に思う」と同情した。

「彼が時間稼ぎをしていたとは思わない。彼は走ってボールを取りにいっていた」

 いずれにしても、冨安にとっては手痛い退場処分だ。試合は1-0でチームが逃げ切り勝利を収めたが、自身は次節で出場停止となる。ユリエン・ティンベルの負傷離脱で先発出場の機会を手にしたところだけに、アピールを続けたかったが…。復帰後の活躍を願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】リバプールOBも冨安に同情した1枚目のイエロー&物議を醸す2度目の警告

「8秒間ボールを保持しただけ」退場に繋がる冨安健洋の"遅延行為"警告に宿敵OBも唖然!「イエローは厳しい」

「本当に厳しい」本人も抗議した冨安健洋の退場、元アーセナルFWが判定に苦言!「全く何もしていない」

次ページ【動画】遅延行為で一枚目のイエロー

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事