「バイエルンじゃ達成感はない」ケインのドイツ絶対王者行きをオーウェンが疑問視!「1チームが支配する国で優勝するよりも…」

2023年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「私がケインなら残留するだろうね」

バイエルン行きが確実なケイン。大記録達成が迫るなか、イングランドを離れる。(C)Getty Images

 マイケル・オーウェン氏が、イングランド代表の後輩ハリー・ケインの選択を疑問視した。

 ケインは11歳からトッテナム一筋で、クラブ歴代最多ゴールをマーク。積み上げたプレミアリーグでの通算得点も213で、アラン・シアラー氏が持つ、歴代1位の260が射程圏内に入っている。

 しかし、イングランド代表のキャプテンは、ブンデスリーガ11連覇中のバイエルン・ミュンヘン行きを決断した模様だ。「医療チェックを予約済み。取引完了」と報じられ、国外移籍が確実な状況となっている。

 そうしたなか、オーウェン氏はX(旧ツイッター)を更新。チームタイトル獲得のために移籍を決めたと仮定したうえで、1強リーグでの戴冠など無意味だと綴った。
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「バイエルンが巨大なクラブなのは知っているし、大きな敬意を抱いている。だけど私がケインなら残留するだろうね。そこでトロフィーを勝ち取っても、大きな達成感はない。レアル・マドリーなら理解できる。プレミアリーグの1つか2つのトップクラブでもいい。トッテナムでプレミアリーグ歴代得点王になることは、1チームが支配する国でリーグ優勝するよりも大きな功績だ」

 無論、バイエルンに入ったからといってタイトルが確実に取れるわけではないし、そもそもブンデルリーガのタイトルだけが理由で、難しい移籍を決断したわけでもないだろう。イングランドが誇る点取り屋はドイツでもゴールを量産し、リーグ優勝はもちろんチャンピオンズリーグ制覇にも導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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