「アジアの栄光を勝ち取るところだったのに残念だ」なでしこJの敗退に中メディアが悲嘆!「中国には難しすぎる」

2023年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中国サッカー界に深刻な問題がある」

スウェーデンに敗れたなでしこジャパンの選手たちは泣き崩れた。(C)Getty Images

 8月11日に開催された女子ワールドカップの準々決勝で、なでしこジャパンはスウェーデンと対戦。1-2で敗れ、ベスト8で敗退となった。

 序盤から劣勢を強いられた日本は、32分にセットプレーの流れから先制を許すと、51分にも、に長野風花のハンドで献上したPKでリードを広げられる。87分に途中出場の林穂之香のゴールで1点を返し、その後も攻め込んだものの、同点ゴールは奪えなかった。

 中国のポータルサイト『捜狐』は「残念!日本女子サッカー代表は1-2で敗退、W杯新王者誕生へ 中国女子代表には難しすぎる」と題した記事を掲載。「日本とスウェーデンのどちらにも勝ち進むチャンスはあったが、それでも体力と戦術でスウェーデンが勝利した」と伝えた。

「世界ランキングではスウェーデンに及ばないものの、今回の女子ワールドカップで日本は高い競争力を見せた」

【動画】なでしこジャパン林が決めた反撃の1点
 記事は「日本は再びアジアの栄光を勝ち取るところだったのに残念だった。ファンが楽しみにしていたスペインとのリベンジ対決は潰れた」とし、こう続けている。

「日本の敗退は、新たなW杯王者の誕生を意味する。トップ8で優勝経験があるのは日本だけで、他の7チームはこの栄誉を手にしなかった。 これが、女子サッカーが世界中で発展しているのを示すものであることに疑いの余地はない」

 そして、中国代表について、「今回の女子W杯で、中国はグループステージ敗退となり、ファンは残念がり、多くの課題も見つかった。 最近、中国サッカー界は大きな混乱に見舞われており、中国サッカー界に深刻な問題があることを示している」と指摘。こう続けている。こう主張している。

「女子サッカーはこれまで真剣に受け止められてこなかったが、このような深刻な事態が再び起きれば、明らかに女子サッカーの発展に悪影響を与えるだろう。女子サッカーの発展に対する外の世界の注目はますます高まっており、中国女子代表がW杯に出場することはますます困難になっている」

 同じアジア代表で、快進撃を続けていた日本のベスト8敗退で、改めて世界と中国の差を感じたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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