「悪口は金メダルを獲ってからね」アメリカ敗退を“大口を叩いていた”発言で喜んだオランダFWに米レジェンドが痛烈皮肉!「今度はあんたもバイバイ」

2023年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

コメント欄には600件を超える賛否両論が

自身が獲得したPKがVARで取り消され、主審に抗議するビューレンシュタイン。試合後に敗戦に涙が止まらなかった。(C)Getty Images

 オランダとスペインのベスト4を懸けたバトルは、延長戦にもつれ込む激闘となった。

 現地8月11日、オーストラリア&ニュージーランド共催の女子ワールドカップは準々決勝の2試合が行なわれ、第1試合でスペインとオランダが対戦。実力伯仲の好ゲームは1-1から延長戦に突入し、111分にカウンターからサルマ・カラジュエロが挙げた決勝点でスペインがからくも勝利した。
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 初優勝を狙ったオランダはあと一歩及ばずに惜敗。それを受けて、皮肉たっぷりのツイートを公開したのが、元アメリカ代表FWのシドニー・ルルーである。2012年ロンドン五輪と15年カナダ女子ワールドカップを制したメンバーで、33歳となった現在も現役でプレー。そんなレジェンドが標的としたのはほかでもない、オランダ女子代表のFWリネス・ビューレンシュタインだ。

 スペイン戦でも2トップの一角を担って先発したビューレンシュタイン。物議を醸したのは前日会見での発言だった。グループステージで戦ったアメリカ女子代表はラウンド・オブ16でスウェーデンにPK戦で敗れ去ったが、それを聞いて「やった!バイバイ!」と喜んだとコメント。さらにその理由を「だって大会の早い段階から、彼女たちは大きな口を叩いていたから。決勝のこととかそんな話ばかりしていたのよ。私は何かのおしゃべりをする前に、まずはピッチ上で証明するのが先でしょうと思っていた」と明かした。

 加えてユベントスでプレーする26歳は、「そういう意味で失礼なことを言っているのではない。大会から去ってしまったけど、今でも彼女たちをリスペクトしている」と話したうえで、「やはり先のことを話すべきじゃない。今後への教訓にしてほしいと思う」と諭したのだ。
 
 そこでルルーはオランダのベスト8敗退直後に公式X(旧ツイッター)を更新。「私たちがひとつ学んだのは、クソを言うならば金メダルを獲って表彰台に上がってからにするべき、ということね」とやり返し、「なぜならいま…あんたもバイバイしちゃったからよ」と続けた。

 ただこのメッセージには、コメント欄に600件を超える意見が殺到。「よくぞ言った!」「絶妙な表現だ」「さすがは我らがクイーン」といった声がある一方で、「酷い言葉だね」「ビューレンシュタインはそこまで悪かった?」「論点がずれているよ」など、賛否両論が渦巻いている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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