２度目の世界制覇を目ざしたなでしこジャパンの挑戦は、ベスト４を前に終焉を迎えた。

　現地８月11日、オーストラリア＆ニュージーランド共催の女子ワールドカップ・準々決勝で、日本女子代表は強豪スウェーデンと対戦。相手の鋭いフォアチェックと屈強な対人守備に苦しめられて持ち味を発揮できず、警戒していたはずのセットプレーから２点を先取されてしまう。終盤に猛好を仕掛けたものの１点を返すにとどまり、１－２で敗れ去った。
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　日本女子サッカーの快進撃を興味深くレポートしていた韓国メディアも、落胆の色を隠せない。複数の媒体が次のような見出しを打って、なでしこの敗退を伝えている。
 

「嵐を起こすチームが準々決勝で敗退」（放送局『KBS』）
「ああ、アジアの希望である日本が敗れる」（ニュースメディア『OSEN』）
「ゴールの不運が重なる。日本が８強で姿を消す」（放送局『SBS』）
「PK失敗の痛みが響く。世界３位に日本が苦杯」（全国紙『スポーツ朝鮮』）
「ゴールポスト直撃のPK…日本、12年ぶりのＷ杯優勝ならず」（専門メディア『Interfootball』）

　AFC枠では開催国のオーストラリアがまだ残っており、土曜日にフランスと準々決勝を戦う。もう１試合はイングランドvsコロンビア戦で、すでに勝ち進んだスペイン、スウェーデンとともにいよいよベスト４が出揃う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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