「極めてばかげたゴールだ!」スウェーデンの1点目に各国から冷ややかな声。母国メディアが伝える「先制点が嘲笑された」

2023年08月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

得点を奪った本人は…

スウェーデンが日本に2-1で勝利。4強入りを果たした。(C)Getty Images

 現地時間8月11日、オーストラリア&ニュージーランドで開催されている女子ワールドカップの準々決勝で、日本女子代表はスウェーデン女子代表と対戦。1-2で敗れた。
【動画】日本戦で奪ったスウェーデンの先制点
 日本は32分にセットプレーの流れから最後はアマンダ・イレステットに押し込まれて先制を許すと、51分には長野風花が自陣ペナルティエリア内でハンドを取られてPKを献上。これをフィリパ・アンイエルダールに決められて2点をリードされる。

 試合終盤の87分には、林穂之香のゴールで1点差に詰め寄ったが、あと1点が足りず、準々決勝で敗退となった。

 なでしこジャパンを下して4強入りを果たしたスウェーデンだが、イレステットの得点が話題を呼んでいるようだ。スウェーデンメディア『Expressen』は、「日本戦の彼女の先制点が嘲笑された」と伝えている。
 
 そのゴールというのは、スウェーデンの選手たちがゴール前の混戦のなかで何度もリバウンドを拾ってシュートを狙うも、すべて日本の守備陣にブロックされ、最後にこぼれたボールを強引にねじ込むというものだった。

 同メディアは、「(英公共放送)BBCは『これまで見たなかで、極めてばかげたゴールのひとつだ!』と述べ、ノルウェーのコメンテーターは、『ワールドカップ史上最も醜いゴール』と評した」と紹介している。

 しかし、ゴールを決めた本人はこう反論している。

「誰がどう決めたなんて、関係ない。ボールが足もとに来た時、私はただ『決めれる』と思った。トレーニングではそのことに時間を費やしている。私たちは強いし、良い形でできている」

 なお、イレステットは今大会ここまで4ゴールをマークしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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