「ミヤザワが壁に挑む」スペイン紙が得点ランクトップ宮澤ひなたvs.難攻不落GKに注目!「日本はW杯で最も攻撃的」とも

2023年08月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールポストからゴールポストまで伸びる巨大な氷の壁」

絶好調の宮澤。得点数をさらに伸ばせるか。(C)Getty Images

 なでしこジャパンは8月11日、2大会ぶりの女子ワールドカップ4強入りを懸けて、準々決勝でスウェーデンと対戦する。 

 同国は、日本がFIFAランキング11位なのに対し、3位。東京五輪の準々決勝で相まみえた際には、日本は1-3で敗れている。

 そんな難敵の中で特に厄介なのが、GKのゼシラ・ムソビッチだ。連覇中のアメリカと対戦した決勝トーナメント1回戦で好守を連発。スコアレスで突入したPK戦の末の女王撃破に大きく貢献した。

 スペイン紙『AS』は、今大会トップの5ゴールを挙げ、日本の攻撃陣を牽引する宮澤ひなたと、難攻不落の守護神に注目しており、「ミヤザワが壁に立ち向かう」と題した記事を掲載。「トップスコアラーが、アメリカ戦で圧巻のパフォーマンスを披露し、歴史に名を刻んだムソビッチに挑む」と伝えている。
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「スウェーデンのゴールポストからゴールポストまで伸びる巨大な氷の壁。ムソビッチはラウンド16のアメリカ戦で11セーブを記録し、スウェーデンのGKとしてワールドカップ最多セーブの歴史に名を刻んだ。彼女は壁だ。

 その氷の壁は金曜日、世界的な祭典で得点ランキング首位に立つ、ヒナタ・ミヤザワに試されることになる。ここまで4戦5発の日本人は、非常に激しい戦いが予想される準々決勝でさらに得点を増やしたいところだ」

 同紙は「ハセガワ(長谷川唯)はミヤザワ、タナカ(田中美南)、フジノ(藤野あおば)と攻撃を繋ぐためにプレーを指揮する。彼女らはみな危険な存在だ。これまでのところ、日本はワールドカップで最も攻撃的なチームであり、4試合で14ゴールを挙げている」とも記した。

 破壊力抜群のなでしこジャパンは、スウェーデン相手にも圧倒的な攻撃力を見せつけられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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