「ベッカムのような狂気」イングランド女子FWの“踏みつけレッド”を英雄リネカーが痛烈批判!兄はチェルシーで活躍する英代表戦士

2023年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

イングランドはPK戦で薄氷の勝利

87分に悪質な行為でレッドカードを受けたジェームズ。(C)Getty Images

 8月7日に行なわれた女子ワールドカップのラウンド16で、欧州王者のイングランドはナイジェリアと対戦。スコアレスで突入したPK戦を4-2で制し、何とかベスト8進出を決めた。

 薄氷の勝利を飾ったとはいえ、小さくない批判を浴びているのがFWローレン・ジェームズだ。

 男子代表のDFであるリース・ジェームズの妹(兄妹ともにチェルシーに所属)である21歳は87分、競り合いで倒れた後に相手DFミシェル・アロジエの臀部を踏みつけて一発退場。数的不利となったイングランドはその後、苦戦を強いられた。

【画像】ジェームズが相手選手の背中を踏みつける決定的な瞬間
 名古屋グランパスでもプレーした元イングランド代表の英雄ガリー・リネカーも、自身の公式X(旧ツイッター)にこんな投稿をし、痛烈に批判している。

「ローレン・ジェームズがベッカムのような狂気の瞬間を迎えたため、ライオネスは10人に減ってしまった」

 1998年フランス・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦で、アルゼンチンと対戦したイングランド代表は、相手MFディエゴ・シメオネを報復で蹴ったデイビッド・ベッカムが退場。激しく非難されたそのシーンを想起させるジェームズのレッドカードだったということだ。

 ただ、大きく違っていたのはその後の結果だ。25年前の男子代表はPKで敗れたが、今回は勝った。ジェームズはチームメイトに感謝しただろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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