アーセナルが3年ぶりにコミュニティ・シールドを制覇!後半ATにトロサールが同点弾、PK戦の末にマンCを撃破

2023年08月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

シティはパーマーのゴールで先制も…

途中出場から同点ゴールを決めたトロサール(中)。(C)Getty Images

 現地時間8月6日に開催されたプレミアリーグのシーズン開幕を告げるコミュニティ・シールドで、リーグ王者のマンチェスター・シティと日本代表の冨安健洋が所属する昨季2位のアーセナルが激突した(FAカップをシティが優勝したため)。
【動画】シティMFパーマーが圧巻ミドルで先制弾!
 試合序盤からボールポゼッションで優位に立つシティは14分、敵陣でボールを奪うと、ペナルティエリア手前からロドリが右足でミドルを狙ったが、相手に当たってわずかにゴール左に外れた。

 一方、冨安がベンチスタートとなったアーセナルは25分、右サイドを突破したホワイトのパスを受けたハバーツが反転からシュート。こぼれ球にマルチネッリが詰めたが、ストーンズにブロックされる。

 さらに40分には、ウーデゴーのスルーパスに抜け出したサカの折り返しにハバーツがダイレクトで合わせたが、GKオルテガにセーブされた。

 シティは43分、ピッチ中央でボールを拾ったロドリが意表を突いたロングシュートで狙うも、わずかにゴールの上に外れた。このまま前半をスコアレスで終える。
 
 迎えた後半、シティは64分にコバチッチに代わって、怪我のためプレシーズンマッチを欠場していたデ・ブライネを投入した。

 すると70分、そのデ・ブライネからフォデンへと繋ぎ、パーマーが左足のシュートを放ったが、相手に当たり、枠を捉えられなかった。

 均衡が破れたのは77分、シティは自陣でボールを受けたフォデンがドリブルで持ち上がり、右サイドへ展開。これは相手に奪われたものの、こぼれ球を拾ったデ・ブライネが頭で繋ぎ、最後はパーマーがカットインから左足を一閃。鮮やかなミドルをゴール左に突き刺し、先制点を奪った。

 しかし、このまま終了するかと思われた後半アディショナルタイム。アーセナルはCKキックの流れからトロサールが左足で放ったシュートがアカンジに当たってそのままゴールに。土壇場で同点に追いついた。

 試合はこのまま90分で決着がつかず、PK戦に突入。1人目のデ・ブライネと3人目のロドリが失敗したシティに対し、4人全員が成功したアーセナルが4-1でこの勝負を制した。ガナーズは2020年以来となる戴冠となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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