「体格の大きい子に殴られた。あまり言えないですけど」久保建英がバルサ時代の“過酷な環境”を告白!「ちょっとでも舐められたら終わり」

2023年07月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「小っちゃいながらに負けないように」

久保がバルサのカンテラ時代を回想した。(C) SOCCER DIGEST

『WOWOW」で報道された「久保建英×中村俊輔 ~22歳の現在地と初めて挑む欧州最高の舞台~」で、レアル・ソシエダの久保建英が元日本代表MFの中村俊輔氏と対談。さまざまなトークを繰り広げた。

 その中で、久保は公開収録に参加した少年から、「小さい頃、スペインへ行った時、サッカーや生活面で大変だったことをどうやって乗り越えたかを聞きたいです」と質問を受けた。

 10歳でバルセロナのカンテラ(下部組織)に入団したレフティは、「僕が小さい時に行った時は、あまり考えてなかったので、とりあえずバルセロナに行きたいなぁという思いが先行して行ってたので、大変だったとかは感じなかったですけど」と切り出しつつも、驚きのエピソードを明かした。

【画像】少年時代の久保、現バルサのエリク・ガルシア&アンス・ファティを写した貴重な写真
「強いていうなら、学校とか寮で個性の強い子が多かったので、その中で埋もれないようにというか、ちょっとでも舐められたら終わりだと思ってたんで、小っちゃいながらに負けないように頑張っていましたけど、体格の大きい子に殴られたりとか、あまり言えないですけど、すごく過酷な環境でしたね。でも、何とかなります。がんばれば」

 質問をした子がベティスの練習に参加する予定であると分かり、俊輔が「殴られたとかって、行かなくなっちゃう(笑)」とツッコミを入れる場面も。22歳の日本代表MFは、「先に言ってくれれば、別のアドバイスをしたんですけど」としつつ、こう助言した。

「ベティスだったら、ダービーでファンも熱いですし、間違ってもセビージャのユニホームを着てたら、殴られる以上のことが待っていると思うので、ベティスのパジャマなり一式買って、応援歌を覚えていけば、大丈夫だと思います」

 逸材が集まるバルサでも注目を浴びる存在だった久保だが、その裏には苦労もあったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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