【香川真司】スランプに喘いだ昨季からなぜ復活できたのか。本人が語る「アジアカップ後の“変化”」

2016年01月13日 ミムラユウスケ

「地道な努力が今は結果として表われている」

アジアカップ後からのポジティブな変化について語ってくれた香川選手。写真:千葉 格

 2015-16シーズンのブンデスリーガ前半戦で大活躍した香川真司。スランプが囁かれた14-15シーズンから、このアタッカーにどんな変化があったのか。ドルトムントの地で、本人に話を訊いた。
 
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──ベスト8で敗れた2015年のアジアカップの後、サッカーへの取り組み方は変わりましたか?
 
「それまで以上に集中し、確かな目標を持って毎日トレーニングに励む。それが、結果を残すための一歩だと思うようになりました。小さな取り組みの一つひとつが力になって、そうした地道な努力が今は結果として表われている気がします」
 

──「小さな取り組み」を、具体的に教えてもらえますか?
 
「チームトレーニング以外のところでの時間の使い方が、上手くなってきたと思います。試合に向けての取り組みも変わりました。例えば、週明けに少しハードなトレーニングをするようになりました。
 
そして試合が近くなったら、トレーナーと話し合いながらコンディションを整えています。加えて、ストレッチやマッサージも欠かさずやるようになりましたね」

 
──他には?
 
「イメージトレーニングもしています。身体のコンディションに限らず、メンタルを良い状態にする作業は大切です」

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