【高校選手権】次大会のヒーロー候補は!? 今大会で躍動した逸材2年生プレーヤー10選

2016年01月12日 サッカーダイジェスト編集部

プロスカウトも注目の存在に!? 中村俊輔の系譜を継ぐ桐光学園の10番

桐光学園の攻撃のタクトを振るった鳥海。ハイレベルな攻撃センスで敵の脅威となった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 東福岡の17年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた今大会では、次大会のヒーロー候補に挙がる2年生が多数出場した。選手権の大舞台でより一段と名を上げた者から、すでにプロが触手を伸ばしている逸材まで、編集部独自で厳選した10選手をピックアップして紹介しよう。
 
【選手権PHOTO】大会を沸かせた2年生プレーヤー10選
 
佐藤瑶大 
(駒澤大高/DF)
今大会成績:3試合・1得点
 
ことごとくハイボールを撥ね返す高さと、当たり負けしない強さはすでに世代屈指の域にある。最終ラインからのボールさばきも的確で、最高学年となる来年度、どこまで成長を遂げるか楽しみなCBだ。
 
高橋壱晟 
(青森山田/MF)
今大会成績:5試合・4得点
 
スピードとボールコントロールに優れ、今大会では得点力を開花させて得点ランク2位タイの4得点をマーク。大舞台で自信を得たことで、その攻撃性能により期待が懸かる。
 
廣末
(青森山田/GK)
今大会成績:5試合・6失点
 
安定感にはやや欠けたが、桐光学園との3回戦ではPK戦で小川のシュートを阻むなど、鋭い反応は随所で光る。世代別代表にも選出される守護神でもあり、注目して損はないだろう。
 
鳥海芳樹
(桐光学園/MF)
今大会成績:2試合・0得点
 
かつて中村俊輔(横浜)も背負った10番を背負うテクニシャン。パス、シュート、ドリブルと三拍子揃い、とりわけ、変貌自在のドリブルを駆使した局面の打開力は目を引く。今大会でスカウトの注目度も一気に上がったはずだ。
 
杉岡大暉
(市立船橋/DF)
今大会成績:2試合・0得点
 
最終ラインの二枚看板のひとりとして、伝統の堅守を支える。冷静かつ的確な判断が際立ち、朝岡監督からその安定感に絶対の信頼を寄せられるディフェンスリーダーだ。
 

次ページ夏冬連覇、初ファイナリストに貢献した2年生たちから、プロ注目のストライカーまで。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事